大人の発達障害者の生きづらさを克服する「張らない」生き方

仕事
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私たち発達障害者は常に生きづらさと戦っています。私は「発達障害ってどんな事が辛いの?」と聞かれたら「とにかく生きづらい」と返すと思います。

それだけ発達障害と生きづらさは切っても切り離せない事ですので、私たちは生きづらさと戦い続ける事になると思います。

そんな私が行きついた生きづらさと付き合う考え方が三つの「張らない」です。ここだけ読むと意味が分からないと思うのでまずは最後まで読んでほしいのですが、先に書いておくと三つに共通するのは無理をし過ぎない事です。

周りの方からは理解してもらえないかもしれませんが十分普段から無理をしています。

この記事を読めば、無理しないで生きづらさを解消できると思いますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

本記事を読んでほしい方

発達障害やその傾向がある方で

生きづらさを感じる方

生き方に悩む方

慢性疲労に悩む方

発達障害者の大人の生きづらさを減らす考え方1「頑張らない」

一つ目の張らないは「頑張らない」です。私たち発達障害者は普段から生きる事に頑張っています。それに加えて仕事や日常で頑張らなくても良いと思います。

私は自分自身楽に過ごしている時にさぼっていたり、楽をし過ぎじゃないかと思ってしまって「やっぱり頑張ってやろう」と思って、行動してしまう事がよくあります。

しかし基本的には「頑張ってやろう」と思っている時点でそれは無理をしているのです。なんにもしない時間や自分のしたい事だけやる時間を作って「頑張らない」事を意識してみましょう。

「じゃあ頑張って仕事に行かなくていいの?」と思う方もいるかと思いますが、私が言う「頑張らない」はトータルで頑張らないという意味です

仕事をしなければその時は頑張らないで済んでも、頑張らない贅沢な時間を持つことが金銭的に難しくなります。頑張る時は頑張りますが、自分が無理をしない事を意識して過ごしましょう。

仕事は頑張ってしなくてはいけない場合ももちろんありますが、少し力を抜いて自分のできる事できるだけやるというスタンスで、自分を追い詰めない様にしましょう。

要点

  • 仕事や日常で頑張りすぎない
  • トータルで頑張らない為に時には最小限に頑張る
  • 力を抜いて自分にできる事をできるだけやる

発達障害者の大人の生きづらさを減らす考え方2「欲張らない」

二つ目の張らないは「欲張らない」です。何かを手に入れたいという感情は当たり前ですし、仕事や日常などのモチベーションにもなります。

しかし自分になにが必要か冷静に買い物をする事も重要です。無駄遣いしない為の方法は【「金銭管理」これには使わない】を読んでいただきたいのですが、今自分が持っている物を大事にすることが重要だと思います。

一度今持っている物をじっくり見てみましょう、その手に入れた物は、自分の頑張りで買ったものや、大切な人に貰ったものですよね。

それを手に入れた時のわくわくをもう一度思い出して、自分の今持っている物に満足して、欲張りすぎない様にしましょう。それは物以外でも同じで、自分の今の立場や周りにいる人、持っている能力も今持っている物を評価してあげてください。

周りにいる人に満足できなかったりそもそも周りに味方がいない方もいるかもしれません。でも今一緒にいる職場の人にも素晴らしい人はいるはずです。

その周りの方も一度見つめなおせばいい点も見つかります。「欲張らない」事で現在持っているものが素晴らしく見えたり、見えていなかった「友人」や「味方」も見えてくるはずです。

先ほど手に入れた時の事を思い出してみると書きましたが、それは物以外も同じで、今の収入や周りの人もそれを手に入れた時はうれしかったしわくわくした方も多いのではないかと思います。

そしてそれを手に入れるために十分欲張って犠牲にしたものもあったはずです。その過去の自分を評価してあげ、今持っている物に十分満足して受け入れる事で生きづらさを大きく解消されるはずです。

要点

  • 今持ってる物や人を再評価する
    • 手に入れた時のワクワクを思い出す
    • 気づいてなかった大切な物や人に気づける

発達障害者の大人の生きづらさを減らす考え方3「意地を張らない」

三つ目の張らないは「意地を張らない」です。意地を張らないとは自分の考えや行動を押しとうそうとする事です。【こだわりの強さを活かす方法】でも書きましたが私も含め発達障害の方はこだわりが強い方が多いです。

そのこだわりは持つことが悪い事ではありませんが、柔軟性を持つ事も重要で、自分の考えを曲げる事も周囲とうまく付き合う事にとって大切な事です。

とくに大人になると自分の考えや行動を押し通す事が難しくなりますよね。

どうせ自分の考えや行動を押し通せないならとっとと考えを曲げることで、周囲からの評価も変わってきます。

曲げる事ができる人は折れにくいと私は思っています。私は考えを曲げられず周りとトラブルになった事もありましたが、考えを曲げる事を覚えたことで「生きづらさ」はとても解消されました

自分の中では「この考えが正しい、なんでこんな事が分からないんだ?」と思っていて良いのです。

私が正しいし間違っていないけど適当に周りに合わせる事を意識すれば、こだわりが強い人も考えを曲げられると思います。考え方を変える必要はありません。発言だけ変えて自分は正しいと信じ続ける事が生きづらさを改善する一番簡単な方法です。

要点

  • 柔軟性を持ったコミュニケーションを心がける
  • 考えを早めに曲げる事で周囲の評価が高まる
  • 自分の中では自分が正しいと思い続けてOK

最後に

私たち発達障害者の生きづらさを解消する方法を書いてきました。最初にも書きましたが生きづらさを解消するには無理をしない事が一番です。

無理をしない為にこれまで書いた三つの張らないを意識する事が重要ですが、自分にピンときた項目から実行してみましょう。

このサイトのどの記事もそうなのですが、発達障害者にも色々な人がいてみんな違いますから、自分に合う事を実行する事が大切なのです。

自分は他の発達障害の人や健常者と違っていいし、自分に合う環境で自分に合う生き方をすればいいと自分に言い聞かせてみましょう、自分は自分と思えば生きづらさも減っていくはずです

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