発達障害と自閉症を持ち成人前から診断を受けていた私は、よく「大人になったらどうなるんだろう」と子供時代に不安になっていました。
先に結論から言ってしまうと、発達障害や自閉症があっても意外とどうにかなります。
そうは言っても子供時代の私が「意外とどうにかなる」と言われても、不安は消えなかったと思います。
そこで、具体的に発達障害や、自閉症を持つ人が大人になるとどうなるか、そしてなぜ私が「意外とどうにかなる」と言えるのかを、書いていきたいと思います。
大人になったらどうなる?重要なのは欲
発達障害と自閉症を持つ私が、子供時代の自分に声をかけるなら、一番に言うことが「欲を持て!」です。
子供時代と大人になってからは、色々な違いがありますが、一番違うのは仕事をする事です。
もちろん仕事をしなくても、生きていく事はできますし、仕事ができない人を否定するつもりもありません。
しかし、辛い毎日をの乗り越えるのに、人との関りやお金は必要だと私は思います。
発達障害者はどうすれば仕事ができる?
じゃあどうすれば、大人になったらどうなるかすらわからないのに、仕事をできる自分に近づけるかですが、答えは「欲」です。
買いたいもの、行きたい場所、したい事、食べたい物、なんでも良いので、とにかく欲を持つことが重要です。
欲があれば働く気力が湧いてきます。
辛い仕事をどう続けるかや、どうすれば辛い場所から抜け出せるかを考えるより、自ら「働きたい!」と思えるかが、大人になったらどうなるかの分かれ道だと私は思います。
発達障害、自閉症の方が大事にすべき欲
もしこの記事を読んでいる発達障害や自閉症を持つ方が、大人になったらどうなるか不安なら、欲を持ちましょう!
手にいれる事は難しくても、まだ子供な方は欲しいものを考えることはできます。
絶対手に入らないと思っても、欲をいっぱい持てば、大人になるのが楽しみになります。
大人になってどうなるかは補充が重要!
発達障害や自閉症を持つ人は、子供であれ大人であれ失う物やもとから無いものが沢山あります。
普通の人生・青春・楽しい思い出・進学・コミュニケーション力、これは私が自分に無いと感じるものです。
人それぞれですが、自分に足りないものは少なくても必ずあると思います。
そこで重要なのが失わないようにとか、取り戻せるようにではなく、「足りないものがあるなら新たな物で補充すればいい!」と思う事が重要です。
なんでも良いので欲を持てば、「失う物、無いもの」より、「新しい大切な物」が増えていくはずです!
良い大人になるための要点
- 大人と子供の大きな違いは仕事
- 楽しく仕事をするのに重要なのが欲
- 欲は行きたい場所やほしいものなどなんでもOK
- 欲を持てば大人になるのが楽しみになる
- 足りないと思うものがあるなら、新しもので補充しよう!
辛さは大人になったらどうなる?
発達障害と自閉症を持つからこそわかるのですが、障害を持っていると辛いことが沢山あります。
私は子供の頃も今もとても辛くてどうしようもない状態になる事があります。
しかし、とても辛くてどうしようもない時は裏の顔で、普通にしていられる状態が本当の自分と徐々に思えるようになります。
できない事は徐々に減るし、不安でどうしょうも無い事も減っていきます。
今とても辛くて苦しいなら、こんなに辛いのだから、人生で一番辛いのは今と思ってみてください。
きっと今こんなに辛いのだから、未来は今より楽なはずです!
発達障害や自閉症は26歳が転換期?
自動車保険は26歳を境目に少し保険料が安くなります。
運転に必要な脳の使い方や能力が発達するのが26歳頃なんだそうです。
それと関係あるかはわかりませんが、私は26歳頃を境目に、気持ちが落ち着くようになりました。
まだ大人にもなっていないのに、26歳なんて遠い未来で、そこまで待たなくてはいけないと言われたら、子供時代の私は絶望していたかもしれません。
しかし、今の辛さにはゴールがあります。
辛さを紛らわせて、極端な話ですがずっと布団に籠っていても、生きていれば楽になれる日がきます。
無理をせず、ただ生きているだけで良いのです!
大人になったらどうなる?要点
- 個人差はあっても辛さが減る日が来る
- 26歳頃にその日は来るかもしれない
- ずっと寝ていても辛さが減る未来は勝手に近づいて来る
- まずは、無理をせず生きる事を優先しよう!
最後に
この記事の最初に、大人になったら発達障害や自閉症があっても、意外とどうにかなると書きました。
この記事を読んでいる、大人では無い方が意外とどうにかなるのかと、簡単に思えない事はわかります。
ですので、今は「そういう人もいるのか」ぐらいに思って構いません。
でも、この記事の内容を覚えていれば「あの記事の言っていたことはこういう事か!」と楽に生きられる大人の手掛かりに、早めに気づけるようになるはずです。
少しずつ進んでいけば、きっと「意外と大丈夫だった!」と思える日が必ず来ます!
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