発達障害者に関わらず、自己中な方は一定数存在します。
私も過去には自己中な印象を周りの方が受けるような行動をしていました。
では、今は自己中ではないのかと言えば、それは違います。
今も十分自己中ですが、周りからそう見えない様になんとか周りに合わせていますし、自己中でも、周りから隠せれば良いと私は思います。
だって、自分は可愛いですし自分の思い通りにいったら気分は良いですよね。
ですので、自己中の自分を無理に変えないで、周りとうまく付き合う方法を紹介していきます。
また今回は自己中心的を自己中と便宜上記載しますのでご了承ください。
自己中でOK発達障害者にお勧めの言葉
発達障害者の大人が、自己中のままうまく周りに合わせる事ができるようになる魔法の言葉があります。
それが○○してやったです。
例を挙げると
- 無視してやった
- 腹の立つことを言われた時
- 折れてやった
- 相手の意見を受け入れた時
- 許してやった
- 我慢ならなくてもスルーした時
無視したり、折れたり許す事が出来ている時点で自己中じゃないと思うかもしれません。
しかし、○○してやったという言葉は自己中な自分はそのままに、相手の事を思った行動をさせてくれる言葉なのです。
発達障害者で自己中?この手順を踏もう
では、この魔法の言葉をどう使えばよいのでしょうか。
無視してやったを例に挙げると、まずは一時的にでも良いので嫌な事を言ってきた相手を無視します。
その時点でハードルが高そうですが、無視してやったと頭の中で呟いて、我慢できなければ言い返してOKです!。
無視してやったと頭の中で呟いて満足できなければキレても、怒鳴っても良いので、5秒我慢しましょう。
無視してやったと呟いたからってどうなるの?という疑問もあると思いますので、○○してやったの効果も紹介していきます。
相手が得する行動でも自己中を貫ける?
なぜ、自己中でも無理をしないで相手を思った行動ができるのかというと、〇〇してやったにはこのような理由があるからです。
- 自分主導に思えるから
- してやったんだと思うと相手を下にみて優越感を味わえるから
- 〇〇してやれる自分を誇れるから
自分の思った通りに、相手の事を下に見て○○してやれる自分てすごい!と思えると、自己中な私は、十分満足できます。
先程の例で言うと、5秒間だけ我慢して、無視してやったと頭の中で呟くと、自分主導で進んでいるし無視してやれる自分てすごい!と思えます。
その結果、5秒どころか、ずっと”無視してやれる”のです。
自己中な自分を満たしつつうまく付き合える
自己中の私は、自分の思い通りにならないとイライラしてしまいます。
大人なのだから我慢しなければと思ってもどうしても我慢できないのです。
でも、こちらから無視してやれば、自分の思い通りに進んでいると思えます。
思い通りにいかなくても我慢しなきゃと思うより、すべての場面で自分が○○してやったと頭の中で呟いて、常に自分の思い通りに進んでいると思った方が楽だと思います。
自己中のままで自己中を改善
この○○してやったのいい所は、自然と相手の事を思いやれるようになる事です。
○○してやったと思って、相手の為になる行動を自己中のままする事によって、相手から感謝されたり、周りから評価されると、自然と「相手の為の行動も悪くない」と思えるようになっていきます。
また、○○してやったと思っていると、自分も同じ事をしてもらえていたことに気づいていきます。
自己中の自分として、○○してやってるんだと思っているだけで、相手の都合が考えられる自分になっていくのは、とても楽な自己中脱出法です。
自閉症スペクトラムで自己中の方にも
私は自閉症スペクトラムを持っていますが、この記事で紹介している方法は効果的です。
自閉症スペクトラムの方は、コミュニケーションが苦手だと言われています。
コミュニケーションが苦手で、周りとうまく付き合おうとすると、我慢したりする機会が増えるはずです。
そんな時に、”我慢してやった”と思えるととても楽になります。
一回一回の我慢は小さくても、積み重なると大きな物になりますので、ぜひこの記事の方法を使ってみてください。
我儘や自分勝手と言われる方へのおすすめ
最後に
この記事を読んでいる方は、自己中だと自分で思っている方が多いと思います。
自己中を治したいと思ってこの記事を読んでいる方は、私は自己中ではないと思います。
ここまで自己中に対応する方法を書いてきて何を言っているんだと思うかもしれませんが、自覚があって治そうと思っているなら、あなたは十分相手を思っています。
あまり悩みすぎず、「少し自己中傾向にあるな」くらいの思って生きて行った方が、楽になるはずです。
ですので、あまり考えすぎず、この記事を参考に自分のペースで実践していってください。
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