発達障害者で障害者枠が辛いなら「比較」をやめよう

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発達障害者の私は障害者枠を利用して仕事をしています。過去には障害者枠ではない仕事もしていましたが、障害者枠でも障害者枠以外でも辛い事はたくさんありました。

障害者枠を選んだのに私がいつも感じている辛さには、独自の立場で他の方との壁を感じる事や、差別される事、また気を遣われ過ぎる事等があります。

そこでこの記事では障害者枠を選んだのに、毎日辛いと感じている方に向けて「比較」をやめる事で辛さから抜け出す方法を紹介していきます。

「比較」をやめる事が出来ると、障害者枠や仕事の辛さだけでなく、日常生活の辛さも和らぐと思いますので、最後まで読んでみてください。

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発達障害で障害者枠で辛いのは比較するから

「比較」する事をやめる事で障害者枠の辛さから抜け出せると先ほど書きました。まずは比較をすることでどのように辛さが増してしまうのか、書いていきたいと思います。

そもそも障害とは、誰かとの比較で決められるものだと思っています。発達障害者だと、「健常者よりこだわりが強い」「健常者よりコミュニケーションが苦手」等比較されているからこそ、「障害者」という立場があると私はいつも感じています。

この記事を読んでいる方も、誰か知り合い等と付き合っていく中で、「この人は自分に比べて明るい」等と知らず知らずのうちに比較してしまっているはずです。

比較されてしまう事は仕方のない事なので「もう比較して自分を評価しないでくれ」と思っても周りの人が、全員比較する事をやめてくれるわけではありません。

しかし自分自身が比較する事をやめる事はできます。障害者枠で辛い方も、健常者との比較をやめれば、毎日頑張っている自分に自信を持って、仕事に誇りを持てるようになります。

私自身障害者枠で働くことで、他の方がやりたがらない仕事をやらされたり、周りに比べて給料が低かったり、差別される等辛い事は沢山あります。

しかし比較をやめる事で自分に自信と誇りを持って仕事をすることができるようになりました。

そこで私も使っている比較してしまった時の対処法を紹介していきます。

もし「比較しないなんて無理」と思った方は安心してください。比較を辞められるようになるまで に使える「良い比較の仕方」も紹介していきます。

発達障害で障害者枠で辛い時の考え方

比較しない事が辛さの対処法と書きましたが、中々比較を辞める事は難しいかもしれません。

そこで私が使っている比較しないで済む考え方を紹介します。

障害者枠が辛い時は自分しかできない事を考える

比較しないで済む考え方がが自分にしかできない事を考える事です。

この方法は他の方と違う立場にいたり、違う仕事をしている方に向けた物です。

自分にしかできない仕事はどんな物でも、誇りを持つべきだとおもいます。

それが職場の役に立っているか分からなくても、あなたがその仕事をする事で他の方が別の仕事に専念できるはずですから、誰かより役に立たない仕事などなく、同じ価値があります。

自分にしかできない仕事が無いという方もいるかもしれません。しかし自分しかやらない仕事があれば、それは自分しかできないと同じです。

他の方がやりたがらない、やらない仕事は価値のある物で、私たち障害者枠の人がやらなければ放置されてしまうでしょう。

実際私も他の人がやってくれないと悔しさもありますが、誇りを持って仕事をしてみましょう。

発達障害者で障害者枠が辛い時の良い比較の仕方

他の方と自分を比較しないというのは、発達障害者であれ健常者であれ中々難しい事です。

私も仕事をする中で他の方と比較をして、自分の現在地を確かめたくなる時があります。そんな時私は過去の自分と現在の自分を比較する事にしています。

私が使っている過去の自分と比較する時の例を紹介します。

  • 過去できなかった事が出来る様になっている
  • 過去より嫌な事があった時の立ち直りが早くなっている
  • 過去より人間関係がうまくいっている
  • 過去より仕事が早くなっている
  • 過去に我慢できなかった場面で怒りを我慢できている

過去から悪く変わる事もあるのですが、なに一つ良い方向に変わっていない人はいません。

過去の自分と比較して良くなっている部分を見つけて、どんどん良い部分を伸ばそう、意識しようと思ってみてください。

【発達障害者こそ長所を見る】でも書きましたが、私たち発達障害者には凸つまり長所が必ずあります。私自身短所が目立ってしまって、落ち込むこともありますが、長所を見れば健常者に劣っているとは思いません。

また過去の自分と比較する事が障害者枠の辛さを和らげるのにおすすめな理由がもう一つあります。

発達障害は基本的に生まれた時からなので、比較する過去の自分も発達障害者ですよね。ですので健常者と比べて辛くなることがありません。

過去の自分と比較する事は、健常者を意識せずに自分を評価できる方法です。

最後に

世の中の一般的な評価方法は「比較」です。誰かと比べてどうかが重要視されますが、私たち発達障害者は誰かと比べると劣っている部分が目立つかもしれません。

私たち発達障害者の良い所は発揮し辛く、他の方から見ると分かりにくいです。ですが自分は自分と意識して比較する事をやめれば他の方からの評価も気にならなくなっていきます。

過去の自分と比較すると書きましたが、私たちと発達障害の付き合いは長く続きます。過去の自分から少しでも成長していたら自信を持ちましょう。

少しづつ成長する事ができれば、発達障害との長い付き合いの中で目指す場所までたどり着けるはずです。

比較するのをやめて自分らしく生きてみてください。

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