発達障害の私は数回の転職を経験していて、仕事をやめた理由は人間関係の問題の場合が多いです。
突然人間関係が嫌になって、やめるという事を繰り返していました。私も最近まで知らなかったのですが、こういった人間関係突然嫌になって、転職を繰り返す事を「人間関係リセット症候群」と呼ぶそうです。
人間関係リセット症候群には下記の様な特徴があります。
SNSを突然やめる
転職を繰り返す
今までの人付き合いを突然断つ
人間関係リセット症候群は病名ではありませんが、同じような悩みを持つ発達障害者は多いはずです。
今回は人間関係リセット症候群への対処方を、転職を繰り返してしまう方向けに書いていきたいと思います。
転職を繰り返す方におすすめしたいのが、転職を繰り返していた私が変われた「同僚のファンになる」という方法です。ぜひ最後まで読んでみてください。
また職場の人間関係で悩んでいる方には【障害者枠が辛いなら「比較」をやめよう】も読んでみてください。
その他の仕事の辛さへの対処
人間関係リセット症候群の原因の一つとしては、直接関係のない仕事の辛さがあります。
直接関係なくても辛い事が沢山あればどんどんリセットを繰り返してしまいます。
その様な原因を無くすためにも【仕事が辛い時に読むべき記事まとめ】の記事にまとめられている、辛さを和らげる方法も是非読んでみてください。
大人で発達障害者の人間関係リセット症候群対処「同僚のファンになる」とは?
「同僚のファンになる」とだけ聞いても何のことかわからないと思いますので、簡単に「同僚のファンになる」がどんな方法なのか紹介します。
「ファンになる」はとても簡単で芸能人のファンになるのと同じです。同僚の一人一人のファンになってしまえばいいのです。やるべきことは四つです。
- 良い所を見つける
- 好きになってみる
- 応援してみる
- 好きになるけど一歩距離を置く
これらは芸能人やスポーツ選手のファンになるのと同じ手順だと思います。
同僚のファンになるには具体的にどうすればいいのかをこれから紹介したいと思いますが、まずは簡単になぜ同僚のファンになると人間関係リセット症候群に対処できるのか紹介します。
なぜ同僚のファンになると人間関係リセット症候群に対処できるのか
私の経験上、人間関係リセット症候群に対処する方法は、人付き合いを一歩引いて行う事です。
同僚のファンになるという方法では、職場や同僚を好きで良い評価をして、うまく人付き合いをしつつ「自分はファンだから同僚は違う世界の人なんだ」と距離を置けるのです。
人間関係をリセットしたいと思うのはコミュニケーションが複雑で面倒になるから
そこで人間関係をうまく続けながら距離を置けるのが「ファンになる事」
- ファンになると同僚を好きになれる
- 好きになっても違う世界の人だと思える
- 違う世界の人と思うと相手とのコミュニケーションで一喜一憂しなくなる
発達障害者が人間関係リセット症候群を攻略する為にやるべき事
人間関係リセット症候群を対処するならこれ!「ファン」という第二の自分を作る
まずやるべきなのが職場にいる時だけでも同僚のファンという自分を作る事です。
どういう事かというと、職場にいる時は「職場や同僚が大好き!」と無理やりにでも思えばいいのです。
とにかく同僚の悪い所を見ずに、良い所だけ見てどんどん好きになりましょう。
そう簡単にはいかないと思いますが、まずはメモに良い所を書き出してみたり、脳内で無理やり同僚の素晴らしい所を考えたりします。
私は同僚が嫌いだったり文句があった状況から、無理やり良い所を上げ続けたところ、だんだん同僚が好きになりました。
本心から好きになれなくても、職場にいる時は同僚のファンとして大好きと思える自分を作ってみましょう。
最初は休日にその同僚の愚痴や悪口を言ってもいいです!「職場にいる時だけ好きになるんだ」と割り切れば意外と同僚のファンになれます。
人間関係リセット症候群を治すためにファンとしての付き合いをする
職場にいる時にだけ好きになりファンになれば良いと書きました。
好きになれたらどんどんファンとして活動してみましょう。
行うべきことは3個です。
- 応援する
- 自分は応援する側と思って、支援してあげる
- ファンとしてなら自分はこの人より劣っていると落ち込む事が無くなる
- 「一緒に仕事をやった」「協力したから結果がでた」と思いすぎないで応援する立場を貫く
- 応援はファンとしてで「協力しなきゃ!」と思いすぎない
- 些細なうまくいったコミュニケーションを喜ぶ
- ファンなのだから少し会話できただけでうれしいと思う
- うれしいけどファンとして一歩引いて喜ぶ
- なにか嫌な態度を取られても心配してみる
- いつもは良い人なのになにかあったかな?と心配する
- 悪い部分を見てしまったら、良い人だけどそういう面も時にはある程度に思う
発達障害者は人間関係を嫌にならない為に一歩引いてみよう
私が人間関係リセット症候群が原因で、仕事をやめる時はいつも突然やってきます。
突然人間関係が嫌になって辞めてしまうのですが、その「突然」は日々の積み重ねが元になっていると最近気づきました。
ですので毎日蓄積していく、人間関係からのストレスを貯めない事が重要です。
そのためにも「ファンになる」という方法を使って、職場の人間関係は良い意味で他人事と思いましょう。
私は職場での悪口等からストレスを感じていましたが、一歩引いて他人事と思う事でかなり楽になりました。
ファンになるというのは自分自身と他の同僚を同じ立場と思わないということです。
違う立場の人がお互いに争っていようが、多少自分の悪口を言っていようが「そういう人たちもいるな」ぐらいに思えばいいのです。
今の職場が無理なら「最後に一回だけリセットしよう」
人間関係リセット症候群への対処方として「同僚のファンになる」方法を紹介しましたが、どうしても実行できない方もいると思います。
ですが自分を責めてはいけません。どうしても実行できないのは自分が悪いわけではなく、職場自体があっていないのだと思います。
私も人間関係リセット症候群に悩んでいる時は、ネットで情報を仕入れても中々実行できずにいました。
そんな私は最後の一回と思ってした転職がきっかけで、人間関係リセット症候群を克服しました。
もし最後の一回と思ってよい職場を探したいなら、アットジーピー【atGP】という転職エージェントがおすすめです。
豊富な求人数と手厚いサポートで、リセット症候群を改善できる「最後の転職」ができるはずです!
この記事を読んでもまだ辛いなら
もしこの記事を読んでも職場に不安や辛さがあるなら仕事が辛い時に読むべき記事をまとめた記事がありますので、是非ご覧ください。
最後に
人間関係リセット症候群を対処する為に重要な事は「一歩引く」ということです。
自分自身の立場をファンという他の同僚とは違う立場にすることで、職場の人間関係を良い意味で「リセットするほどの価値もない」と思うのです。
自分の立場と同僚の立場は違うのですから、人間関係を深刻に考える必要はありません。
同僚は好きだけど、どうでもいいと思えるのがこの「ファンになる」という方法なのです。
まずは形からでもいいので是非同僚のファンになって、今の職場で楽に長く働いてみてください。
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