発達障害で得意な事が無いと思う方に当事者目線で伝えたい事

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この記事を読んでいるあなたには、得意と胸を張れる事はありますか?

発達障害当事者の私も、周りに誇れるような得意な事はあまりありません。

しかし、最近「得意な事がないな・・」と落ち込むことはなくなりました。

今回の記事では

  1. 得意な事が無いのは環境のせい?
  2. 得意な事が無いのはある意味当たり前
  3. 得意な事はこう見つけよう

の三つを紹介していきたいと思っています。

具体的にこれが得意なはずですとは言えないのですが、きっと得意な事が無いと落ち込む方の助けになる情報になっているはずです。

最後まで読んで是非得意な事がないと落ち込む自分から卒業してください。

得意な物がないのは環境のせい?

まず得意な事がないと思う方に伝えたいのは、意外と自分の得意な事は環境によって変わるという事です。

例えば、建築現場で働いている時に「自分は重い物を運ぶのが得意だ!」と思うには、周りのすごい方を越えなければいけなので、難しいですよね。

でも、お年寄りや女性が多い職場だったら、少しの力でも役に立てるし、言い方は変かもしれませんが、自分は力仕事が得意と思い込めます。

もし、今の環境で得意な物がないと思っても、周りに埋もれているだけかもしれません。

そういう時は、転職しなくても良いので、趣味や運動など今まで経験していない、環境に挑んでみましょう。

発達障害者でも自分の力が必要とされていて、「これは得意!」と思えるような環境がきっとあるはずです。

得意な物が無い?周りに聞いてみよう

環境によって変わると書きましたが、これは自分が持っている物が輝くという意味もあるのですが、私が強く恩恵を受けたもう一つの意味があります。

それが、褒めてくれる環境です。

子供みたいですが、何かを褒められればそれが自分の得意な事だ!と思えるようになりますよね。

中々褒めてもらえる環境はありませんが、仲の良い友達や家族に何が得意に見えているかを聞いてみるのも一つの方法です。

褒めてもらえないなら、自分から褒められに行ってみましょう。

意外と周りから見れば、得意な事がある事も多いですよ。

得意な物がないのは当たり前?

この記事を読んでいる方が何歳かはわかりませんが、50歳でも人生は半分以上残っている時代です。

そして、世の中には様々な仕事や趣味、運動があります。

たった数十年で得意な物がないと決めつけるのは早くありませんか?

これから何十年も生きて様々な事を経験すれば得意な事もきっとあります。

もう一つ私の考えを書きたいと思います

得意な事がないのは自分を評価し過ぎ

発達障害だから得意な事がないというのは、自分を過大評価している面もあるのではないでしょうか。

普通の人は、発達障害でもそうではなくても得意な事は沢山ありませんし、全くない方もいるはずです。

自分には得意な事がないというのは、ある意味当たり前です。

自分に良い意味で期待しなければ、得意な事が無いのは当たり前と思えて、悩まなくなります。

先程書きましたが人生はまだ何十年も続くので、きっと得意な事はこれから見つかります。

得意な事がない方はこう見つけよう

何十年も人生が続く中で、得意な物に気づくコツがあります。

それは、過去と比較する事です。

周りと比較すると、周りの方がすごい気がして得意と思えない事もありますが、自分の過去と比べたら、成長している面も沢山あるはずです。

今得意と思えない事でも、これから成長していけば得意と思えるはずなので、自分の成長に気づく事が自分の得意に気づく近道です。

成長しているならそれは得意?

今過去を振り返って成長している事はありますか?

私自身は、振り返ると大して成長していないなと感じてしまいます。

自信を持って成長したと言える事は、2~3個だとおもいます。

だからこそ、私はその2~3個の成長したことは私の得意な事だと思います。

このサイトは大人の発達障害者向けをテーマに書いていますが、大人になると成長なんてあまりしなくなります。

成長出来る事は素晴らしい事で、大人になっていると得意な事ぐらいしか成長しないと私は思っています。

好きな事の成長はまだまだ続く?

私はこのサイトで文章を書く機会ができてから、成長していると感じています。

なにか好きな物あって少しでも成長しているなら、それはもう得意な事ではないでしょうか。

今は胸を張れなくても、好きな事の成長はまだまだ続くはずです。

何時か得意と言えるまで、好きでいる事を大事にしてください。

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最後に

発達障害で得意な事が無いと落ち込む気持ちは同じ障害者としてよくわかります。

でも、ある意味得意な事が無いと思う事は、自分に期待しているという事でもあります。

自分に期待する事は辛い事でもありますが、前に進む原動力にもなります。

得意な事を作るんだ!自分にはそれができる、と思うからこそ得意な事がないと思うなら、それは案外悪い事ではないのかもしれません。

この先の長い人生でゆっくり探せば、きっと得意な事が見つかります。

「発達障害だから・・」と弱気になる自分を乗り越えればきっと、輝く未来がまっているはずです。

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