発達障害の私は過度の潔癖症で悩んでいました。一日に数え切れないほど手を洗ったり、消毒したりするほどだったのです。そんな私は今は潔癖症から抜け出しました。潔癖症から抜け出すのに使った方法は大きく分けて三つです。潔癖を解消するコツは怠ける事ですが、それだけでは意味が分からないかもしれません。
潔癖な人はある意味清潔さを保つ努力をしているのだと思います。その努力をやめれば潔癖を直せるのです！
「手を洗うのがめんどくさい」「清潔にするのがめんどくさい」と思えたら潔癖克服に大きく近づいています。
怠けようと思う二つの方法は正反対です。とにかく清潔さを保つ事がめんどくさくなるまで、とことん清潔さを突き詰めるか、徐々に怠ける楽さをやめるかですやめるかです。
とことん清潔さを突き詰める方法は潔癖の方は簡単にできると思いますので、最後の「気になるなら洗う・消毒する！嫌な気分を引きずらない 」だけ参考にして頂いて、もし「少しづつ怠けたい」と思ったらぜひ最後までこの記事を読んでみてください。
本記事を読んでほしい方
発達障害やその傾向がある方で
潔癖で悩んでいる方
潔癖を直したい方
潔癖で疲れてしまう方
発達障害者の方は根拠は無いですが、結構潔癖の人が多いと感じます。潔癖に悩む方は健常者にもいると思いますが、発達障害者特有の気分の不安定や慢性疲労などと合わさるとどんどん辛くなっていきますよね。
発達障害と付き合う為に色々な悩みを一つずつ解決していくことは、発達障害者の生きづらさを解決するのには重要です。
発達障害者がの潔癖攻略法①「汚れを分類してみる」
まず一つ目が汚れを分類する事です。なぜ分類するかというと汚い物はいっぺんに片づけてしまえるからです。
「同じタイプの汚れならいちいち手を洗わなくていいか」という気持ちを持てば先ほど書いた潔癖克服への第一歩「怠け」を踏み出せますよ。
そのような理由で私は以下の三つに汚れを分けています。
| 泥等の自然の汚れ | トイレや下着等の汚れ | 人が触った物の汚れ |
靴を掃除するついでに庭の作業もしていまったり、洗濯をした後にトイレ掃除をしてしまう等、汚れた物に触る用事をいっぺんに済ますのです。
分類して汚いものが平気になるわけではないですが、手を洗う回数が減る事は負担がぐっと減りますよね。一度手を洗わないで済む、「怠け」の楽さに気づいてみてください。
また私は分類してまとめて触るようにできた後、分類しなくても色々な汚れをまとめて触れるようになりました。
訓練の一つと思って、汚れを分類しまとめて触ってみましょう！
発達障害者の潔癖攻略法②汚れた物を例外指定してみる
好きな物やしょっちゅう触るものを毎回洗ったり消毒するのは大変ですよね。
そんな物（スマホ等）を例外していするのがおすすめです。それだけは汚れても菌が付いたと思っても目に見える物でなければ無視しましょう！
「どうしても触りたい」や「毎回消毒はめんどくさい」と思うなら「もうこれだけはいっか」と思えるものです。疲れている時や気持ちが落ち込んでいる時こそチャンスと思いましょう。
「今日は疲れているから消毒はいいか」とまずは口に出すことから始める事がおすすめです。
声に出した後は、少し無理をしてでも行動してみましょう。声に出したり行動したりと、形から入ると徐々に気持ちも追いついてきます。
自分を追い込んで「潔癖を治そう」と思うのではなく「自分の為に今日は清潔にするのはやめとこう」と自分を甘やかすと思いましょう。
私は一度例外を作る事に成功したら「あれも怠けてしまおう！」とどんどん例外が増えて行って、潔癖を卒業できますよ。
気になるなら洗う・消毒する！嫌な気分を引きずらない
最後は少し方向性が変わりますが、あまり深く考えずに「触りたくないなら触らない」「洗いたいなら洗う」というように我慢しない事です。私自身一時期潔癖を直そうと我慢していた時期がありましたが、逆効果でその事ばかり考えるようになってしまいました。
潔癖症を治すのはそう簡単にはいきませんから、無理をして「今すぐ治してやろう！」と思っても続かなければ意味がありません。
長い目でみてゆっくりじっくり、潔癖を治していきましょう。
発達障害者で大人の私の体験談
潔癖の一番の攻略法は慣れる事
私は自分の「めんどくさい」を
原動力に潔癖を攻略した
最後に
発達障害の方で潔癖で悩む方は多いと思います。
最初にも書いた「怠け」を利用する事は、潔癖を解消する方法としてとても楽です。
欲のままにある意味「自堕落」な行動をしてみると潔癖を攻略しやすいですし無理をしないで潔癖を卒業できます。発達障害があって大変な事がたくさんあるのですから、悩みを解決するのも怠けながらで良いのです。
とにかく潔癖を悩んで気分が落ち込んでしまわないよう、無理をせずに一歩ずつ進んでいきましょう。
発達障害とは一生の付き合いですし、いつかは自分も変わる日がくるぐらいの気持ちで、歩いていきましょう。
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