発達障害者は大抵の方が大なり小なり「辛さ」と戦っていると思います。その辛さは【張らない生き方】等、気持ちや行動を変える方法もありますが、「忘れる」という方法もあります。
難しい事と感じるかもしれませんが、私は障害や辛さを忘れる時間があります。それは趣味の時間で、趣味に没頭している瞬間は辛い事が多い日常から離れていると感じる事が出来ます。
障害と向き合う事は重要かもしれませんが、時には障害と距離を置くことも重要ですし、障害を忘れる瞬間が私たちには必要です。
そこで障害と距離を置ける時間を作るための、おすすめの趣味について紹介していきます。
本記事を読んでほしい方
発達障害やその傾向がある方で
障害とうまく付き合いたい方
障害の特性にあった趣味を知りたい方
趣味が続かない方
発達障害の方にオススメな趣味の条件
発達障害の方が楽しめる趣味の条件は5個あります。
その5個を私の経験を踏まえながら説明します。
オススメな趣味だけを知りたい方はオススメの趣味まで読み飛ばしOKです
1.自分のペースで楽しめる
誰かに合わせたり時間に追われる趣味は、続かなかったり楽しめ無い事がよくあります。
私はチームスポーツを趣味にした時期がありましたが、なかなか周りに合わせられず苦労しました。
時間を確保できるのが、どんな曜日で確保できる時間がバラバラでもストレスなくすんなり、取り組むことのできる趣味というのがおすすめです
できる曜日や時間が決まっていると、始めた当初熱中して他の事を犠牲にして取り組めても、それでは続きません。自分のペースで取り組むことのできる趣味を見つけましょう。
2.決まった場所でできる
自宅でできる事やそうでなくても毎回同じ場所というのは、発達障害の私には向いているといつも感じます。
決まった場所というのは、いつも通りに安心する発達障害の私にはストレスなく趣味に集中できる条件です。
3.没頭できる
発達障害の方は、マイナス思考だったり嫌な記憶が残りやすい人が多いと思います。
私自身もそうなので、何かに没頭しそういった思考から逃れる事のできる趣味は、日常生活を楽にしてくれます。
4.気軽に取り組める
準備や片付けが大変な趣味は、始めにくいし続き辛いです。
私はやる前から始める準備や片付けの事を考えて、面倒くさくなり続かなかった経験が複数あります。
「自分のペースで楽しめる」にも書きましたが最初に熱中している時にできても、飽きた時に無理をせず続けられる事でなくてはありません。
5.失敗しても取り返しがつくもしくは失敗がない
一度失敗すると取り返しが付かない趣味は、発達障害で精神状態が不安定な時のある私は苦手です。
精神的に立ち直れない事が多いなら立ち直る必要のない趣味にして、危機を回避しましょう。
オススメな趣味
オススメポイントを紹介します
オススメポイント | 欠点 | |
エレキギター・電子ピアノ |
ヘッドフォンで音を聞く方法があるので自宅でできる 演奏が一人で完結するので誰かと合わせずに済む | 初期投資が必要
|
詰め将棋 | 初期投資が低い 失敗してもすぐやり直せる | 駒は細かいので無くしやすい |
バッティングセンター | 自宅では出来ないが場所は決まっている 一回の時間が少ないので自分のペースでできる | 外に出なければいけない 日によっては人が多い |
ジグソーパズル | 自宅でできる 何時どれだけやっても良い | ピースの管理がやや面倒 |
ウォーキング・ランニング | 定番のコースを決めればいつも同じ場所でできる 音楽などを聴けば集中できる | 体は疲れる 外に出るのが苦手な方は向かない |
パズル雑誌 | 準備が要らない 没頭しやすい | 賞品を狙う場合には期限がある |
塗り絵 | 何時どれだけやっても良い 没頭すれば長くできる | 使う道具によっては失敗がある |
先ほど書いた5つの条件に当てはまる趣味を紹介しました。これは一例で「得意」な事を活かす趣味を見つけられればベストです。得意な事が自分には無いと思う方もいるかもしれませんが、小さな事でもくだらない事でも、障害を忘れられる事があれは人生は楽になります。
発達障害者で大人の私の体験談
熱中しすぎて突然飽きることが多い
自分のペースで細く長く続けてみよう
最後に
趣味を見つける事は障害とうまく付き合うという目標に繋がることになります。障害と付き合う事の一つの方法が「気にしない」です。気にしなければ解決する発達障害者の特徴もたくさんありますし、気にしなくても解決しない事でも「苦手」と意識しすぎるのをやめるだけで少し楽になったりします。
なかなか障害を気にしないというのは難しいですが、一瞬忘れる程度なら可能で誰かと話してもいいし、瞑想してもいいですが、趣味というのも一つのおすすめです。
趣味というのは自分が好きだからやる事で、「発達障害だから○○ができない」という事があるなら、それをやらなくて済む趣味を見つければいいのです。
日常や仕事など苦手と思っているのにやなくてはいけない事は沢山ありますので、少しでも自分が「やりたい!」と思えるものを見つけてください。
障害とうまく付き合う為にもぜひ趣味を見つけてみてください。
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