発達障害の私には諦めている事がいくつもあります。
大人の発達障害の方は無理をしなくてはいけない場面もあり、障害の特徴を何とか改善したいと思う事もあります。しかしどうしても改善できない事は諦めることも重要です。
諦める事は悪い事ではありません。前に進むためには障害を受け入れて、少しづつでも障害のある自分と仲良くしていきましょう。
障害は一生付き合うものです、私はもし障害を無くせると言われても、無くしてもらおうとは思いません。
なぜなら障害は私の一部だからです。欠点もありますが、障害のある自分を受け入れて障害も自分の一部だと思いましょう。
障害は一生続くものですから今諦める事ができれば、今後の人生も楽になっていきます。
本記事を読んでほしい方
発達障害やその傾向がある方で
協調性やコミュニケーションで悩む方
体や気持ちが思い通りに動かない方
障害を諦めて受け入れたい方
努力しすぎてしまう方
私は欠点やできない事をどうにかしなきゃと、焦っていた時期がありました。
自分が自分の思う通りに動いてくれなかったり、うまくコミュニケーションが取れなかったりすると、どうにかしなきゃ、努力しなきゃと焦ってしまっていたのです。
この記事は今そのような状況の中にいる方に読んでもらいたいです。これから長く続く障害との付き合いを楽なものにするためにもこの記事を読んでみてください。
またこの記事ではそれぞれの「諦めている事」の対処法について他の記事のリンクも貼ってあります。諦めつつもうまく対処する必要がある方は他の記事もぜひ読んでみてください。
発達障害の自己診断・チェックリスト代わりにも
コミュニケーションが苦手
ロ器用な人付き合いが苦手
ロ複雑なコミュニケーションが苦手
ロ空気を読む事
ロ人の感情を読む事
発達障害の私は「曖昧・複雑な表現」が苦手で顔やしぐさから感情を読み取ることが苦手です。
そこで私は器用な人付き合いを諦めています。人付き合いはうまくやろうと思わなければ、意外と何とかなるもので、特に仕事に関しては事務的に指示にしたがったりすれば問題なく過ごせます。
器用なコミュニケーションを諦めて、受け入れればずいぶん楽になりますよ。
仕事上のコミュニケーションがうまくいかない方はこちらもどうぞ
身体が思う様にならない
ロ常に疲労感がある
ロ季節の変わり目に弱い
私は季節の変わり目や雨の日などが苦手で慢性疲労も感じます。
私は疲労感と付き合う為になにもしない時間を作る事にしています。疲れに身を任せる事で少し楽になりますし、体が疲れた事に落ち込んで精神的にも疲れてしまうマイナスのループに陥らずに済みます。
疲労感に効果のある対策はこちらをどうぞ
気持ちが思う様にならない
ロ気分の波が激しい
ロ細かい事が気になる
ロ感覚過敏
ロイライラしがち
気持ちが思うようにならない事は先ほども書いたのですが、体の不調に連動している事が多いです。
体が思うようならないと共通していますが、「思う様にならない」と意識しすぎない事が重要です。
意識してしまうと余計に気持ちが気になってしまって、どんどん不調になっていきます。意識しないというのはなかなか難しいですが、【「封印」して気持ちを切り替える】にも書きましたが、精神的不調を形にして、物理的に距離を離すことをおすすめしています。ぜひそちらの記事も読んでみてください。
気持ちが思うようにならない・不のパターンに陥りがちな人はこちらもどうぞ
とにかく不器用
ロ手先が不器用
ロ綺麗な文字が書けない
ロ片付けが苦手
ロ探し物が出来ない
ロ物事の同時進行
これらの不器用は仕事や特に日常生活で困る事が多いです。気持ちの面でも私は不器用さを感じますし、発達障害と不器用は切り離せないのかもしれませんね。
不器用さは色々な物に影響を与えますが、なにかができない訳ではなく何かがうまくいかないという感じなので、過剰に意識せず「あれはちょっと苦手だな」ぐらいに思ってしまいしょう。
諦めればその苦手もあまり気にならなくなります。
発達障害者で大人の私の体験談
自分の発達障害者としての欠点が全部無くなればいいと思う時もある
でもその欠点も含めて「自分」
受け入れることは障害に負けることではない
最後に
私たち発達障害者が障害と向き合う為に諦める事は必要なことです。自分のできない事を意識しすぎずできる事を意識し、前に進むためにもマイナス面は諦めて忘れてしまいましょう。
また諦める事で欠点と自分が思っていたことを、大したことではないと思う事も出来ます。
私たちの欠点と呼ばれるものは意外と気にしなければなんとかなる物もありますし、自分に自信が持てれば欠点を乗り越えていけるはずです。
逃げる必要のある事からは逃げていいですし、逃げたい物の反対方向にはきっと行きたい場所が待っているはずなので、逃げる事も前に進むことだと思います。
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