発達障害の私達は人付き合いが苦手な場合が多いですよね。実際私も人付き合いが苦手で、家族や一部の人以外の人と話すのは苦手です。「よし頑張るぞ」と気合を入れてからでないと、話せない苦手な人もいます。
ここで重要なのが「苦手な人」がいる一方で先ほど書いた「一部の人」という得意な存在もいる事です。
家族とは話せるのだから家族を一杯増やそうなんて事はもちろんできませんが、「得意な一部の人」にどんな特徴があるか分かれば「得意な人」は増やせます。
本記事は「苦手な人」にも触れていますが、それはどちらかというと周りの人向けです。
「苦手な人」はなぜ発達障害者向けでないのかと言うと、私たち発達障害者は自分の「得意」よりも「苦手」をよく知っているからです。ですので本記事を読んで自分なりの「得意」を考えてみてください。
本記事を読んでほしい方
発達障害の友人、知人がいる方
発達障害の部下や同僚等がいる方
自分に発達障害の傾向があるか知りたい方
発達障害やその傾向がある方で
自分と同じ様な人がいるか知りたい方
自分の得意、苦手を整理できない方
苦手な理由が分からない相手がいる方
もっと得意な人と出会いたい方
発達障害の方との接し方・付き合い方の参考にも
もし本記事を読んでいる方の中に、発達障害の友人や同僚等との付き合い方に悩んでいるかたがいれば、本記事を参考に自分自身がどんな人として、発達障害の方にうつっているかを意識してみる事がおすすめです。
発達障害を持つ私たちは得意苦手がっはっきりしている傾向にあります。発達障害者はできない事や苦手な事が一杯あるというよりはできる条件が多かったり、自分自身に「得意」と言い聞かせる事が出来ない場合が多いです。
一度「得意な人だ」とある意味思い込む事ができればその後のコミュニケーションもうまくいくと思いますので、ぜひ発達障害者の「得意」を意識してみてください。
大人で発達障害の私が得意な人
得意なのはこんな人
当てはまるかどうかで発達障害の自己診断チェックリストにも使えます
パターン化できる |
|
良い関係を築ける |
|
過度に関わり過ぎない |
|
「パターン化できる」は発達障害の私たちには、ありがちな条件ですよね。私は家族と仲良く話しますが、血がつながっている事や、ずっと一緒にいる事も関係していますが、パターン化できるがかなり大きいと感じています。
こう言えばこう返ってくるとか、こういう相談をしたらいつものように味方をしてくれる等、安心して話せるのです。そこまでの関係を他人と築くのは難しいですが、「この人は行動が読みやすい」「いつも同じ雰囲気」と感じたらぜひ仲良くしてみましょう。
また発達障害者だけではないですが、良い距離感を保てる事も重要です。
私は好きな物に熱中してのめりこんだ後、突然飽きたりどうでもいいと思ってしまったりします。
人付き合いも同じで、とても魅力を感じてその人に熱中しても良い距離感を保てないと突然どうでもよくなったり。嫌になってしまったりしやすいです。
これが発達障害者全員に共通する特徴かはわかりませんが、発達障害は一生続くものですから、良い事は細く長く続けていくことが重要です。
大人で発達障害の私が苦手な人
苦手なのはこんな人
感覚過敏の私が苦手な人 |
|
ネガティブな影響を与えて来る人 |
|
曖昧な表現する人 |
|
私たち発達障害者の苦手な人は、悪い刺激を与えてくる人ではないかと思っています。
匂いや音などの物理的な刺激だけでなく、精神が不安定になっている時に会うと嫌になったり落ち込んでしまったりと、悪い影響を受ける人は避けたほうがいいでしょう。
ただそういった刺激を与える気はない方もいます。ネガティブな話題になりそうだったら、話題を変えたりする努力も少ししてみましょう。
「この人は無理」とすぐに見限ると本当は得意な人だったという事もあります。なかなか苦手な方と接するのは難しいですが、その人を知ろうと思う気持ちは捨てないようにしましょう。
最後に
発達障害の私は自分の得意が見えなくなる事が多いです。私のように記事を書く人はそうはいないと思いますが、自分なりの「得意」や「できる事」などポジティブな情報はメモに書き留めたりして意識してみましょう。
私たち発達障害者はたくさん「できる」「得意」があるはずです。人付き合いも同じで「得意な人」を意識する事で「この人はこんな良い特徴がある」と気づくことができます。
人の良い所を意識する事を覚えると、次々「得意な人」と出会えるはずです。
私たちはきっとできないと思っているだけで、きっともっとできる事が沢山あるはずなので、積極的に「できる事」「得意な事」を意識していきましょう。
コメント