大人で発達障害の私の気分のムラとの付き合い方

日常生活
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発達障害の私は気分にムラがありましたが、今はムラや波などが少なくなりました。

私が気分のムラに悩むパターンとして、気分が良すぎる時があるとガクッと悪い状態に落ちていくパターンがあります。

そこで私は気分のムラを抑える為には悪い時を減らす事も重要ですが、良い時に気分を上げすぎない事も重要だと思っています。

今回は気分のムラに対応して良い時に悪い時の為にできる行動を紹介します。

発達障害者が気分のムラと戦う為の方法

気分のムラを抑える為に重要な事は、良い状態の時に悪い状態になった時の為に行動する事です。

具体的に良い状態の時に何をすればいいのかというと、悪い状態の自分への選択肢を考えてあげる事です。

悪い状態の時に良い選択をできるようになるという効果もありますが、私が一番大きいいと思うのは別の事です。それは「自分にはたくさん選択肢があるんだ」と自覚できる事です。

「今は悪い状態でも選択肢は一杯あるしどうにかなる」と思えるのです。まずは選択肢がある事を自覚する事から始めると、徐々に色々な選択ができるようになります。

発達障害者の気分のムラ対策概要

  1. 悪い状態のパターンを良い状態の時にメモする
  2. 悪い状態の時にできる選択肢を沢山考えてメモする
  3. 悪い状態の時は選択肢を選べないと思ってもメモを見る

発達障害の私の気分のムラ対策「パターンを見つける」

気分のムラへの対策として、良い状態の時に悪い状態の自分へ選択肢を用意すると先ほど書きました。

選択肢を見つける為には、悪い状態のパターンを見つけなければいけません。パターンを見つけるといっても、とても簡単で悪い状態の時にどんな事で苦しんでいるかを、メモするだけでOKです。

悪い状態の時にメモしなくても、調子がいい時に思い出してメモすれば十分です。

私の悪いパターンは「嫌な記憶を思い出して、イライラする」事です。その悪いパターンを例として選択肢の例をこの後考えていきます。

発達障害の私の気分のムラ対策「パターンへの選択肢を考える」

悪い状態のパターンを見つけたら、その悪い状態の時に取れる選択肢を考えます。

先程書いた悪いパターンである「 嫌な記憶を思い出して、イライラする 」の選択肢を挙げます

  • 水分糖分を補給する
  • 寝る
  • 本や映画等ストーリーが有る物を見る
  • 未来の事を考える
  • 違うことに頭を使う
  • 体を動かす(散歩・ストレッチ等)

こういった選択肢があります。この選択肢で悪いパターンをすべて回復させることはできませんが、「こんなに選択肢がある!」と思える事が重要です。選択肢は始めは選べなくても徐々に選べるようになってきます。

どんなものでもやりそうにない物でもOK

選択肢を考える時はどんなものでもいいのでとにかく選択肢を考える事が重要です。とにかく選択肢があると自覚する事が第一段階で、自分には選択肢があると思うところから始めていきましょう。

発達障害の私の気分のムラ対策「徐々に選択肢を選んでいく」

気分が落ち込んでいる時はなかなか良い選択肢を選べないといった事もあると思います。

しかし普段から選択できないと思っても、選択肢をチェックする事で徐々に選択肢を選べるようになっていきます。選択肢を確認する事に慣れたら、選択の練習の為に簡単な選択肢を選んでみましょう。

簡単な選択肢を選ぶことは二つの効果があります。

  1. 徐々に選べる選択肢が増える
  2. 自分にあった選択肢を見つけられる
  3. 選択肢を選ぶことで選択肢を考えた良い時の自分に自信が持てる

この二つについて解説します。

徐々に選べる選択肢が増える

簡単な選択肢を選んでいくうちに、悪い状態の時に前向きに選択肢を選ぶことができるようになります。

最初は実行が難しいと思った選択肢が徐々に選べるようになります。

自分にあった選択肢を見つけられる

選択肢を選んでいくことに慣れると徐々に自分にあった選択肢を見つけられるよになります。

そのために簡単な選択肢の中で少しでも効果があると思ったら覚えておきましょ

選択肢を選ぶことで選択肢を考えた良い時の自分に自信が持てる

選択肢を選んで実行する事で、自分には悪い状態の時の選択肢を考える、良い状態の自分がいる事を思い出せます。「自分にはこんな選択肢を考えられる良い状態の自分がいる」と思い出して自信を持てます。

発達障害者の気分のムラ対策要点

  1. 悪い状態のパターンを見つける
    1. 良い状態の時にパターンをメモしておく
  2. 悪い状態の時の為に選択肢を考える
    1. とにかく選択肢を増やす
    2. 選択できなそうでも、効果が薄そうでもOK
    3. 悪い状態の為に良い状態の時の時間を使う事で落差を減らす
  3. まずは選択肢を確認する事から始める
  4. 慣れてきたら簡単な選択肢を実行してみる
    1. 簡単な選択肢の中で効果が少しでもあった物を記憶する
  5. もっと難しいが効果的な選択肢を見つけて選べるようになる

最後に

気分のムラ防止には、良い状態の時と悪い状態の時の落差をなくすことが重要です。その為にも良い状態の時を有効活用して、悪い状態の自分に選択肢をプレゼントしましょう。

発達障害者の悪い状態の時には、選択肢が見えなくなる特徴があると私は思っています。

まずはとにかく選択肢を用意して、自分には選択肢があるという事を自覚していくことが重要です。

先程も書きましたが、良い選択肢が用意されていると良い状態の時の自分は、こんな事を考えられる自分がいる事を思い出せます。

私たち発達障害者には色々な選択肢がありますし、良い選択をする力があります。自分の選択する力を信じる為にもまずは選択肢がある事を自覚してみましょう。

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