発達障害の私にとっては電車通勤の時間は苦痛です。
その理由が「人込みが苦手」「何もしない時間が苦手」の二つです。その通勤を楽にする方法を紹介していくのですが、初めに言ってしまうと一番の方法は「電車通勤をしない」です。
しかし障害者向け求人に多い職種は「事務」で、事務の求人にとても多いのが「マイカー通勤不可」の表示です。そもそも発達障害の方は運転が苦手な方も多いと思いますし、なかなか金銭面でも車の維持は大変です。
そういった理由で電車通勤は。避けられないかたも多いと思いますが、それでもマイカー通勤をしたい方は運転が苦手な発達障害の方向けの、こちらの記事読んでみてください。
本題に戻ってその避けられない通勤の私なりの意識する事を紹介していきます。
通勤は毎日する事ですので、通勤が楽になれば人生が楽になります。
本記事を読んでほしい方
発達障害やその傾向を持つ方で
家族や友
通勤が苦手な方
職場につく前に疲れてしまう方
人混みが嫌いな方
音に過敏な方
発達障害の方は様々な方がいます。その中で本記事は仕事をしている大人や通学をしている学生に向けて書いています。感覚過敏や対人恐怖症など苦手な理由はいろいろありますし、それをすべてカバーする事はできませんが通勤通学が苦手な方は読み進めてみてください。
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大人で発達障害な私の辛い事
発達障害の私が通勤で困ることは大きく2つに分けて
- 電車の混雑
- 待ち時間や乗車時間
混雑や待ち時間、乗車時間は電車に乗る上で避けられないことです。
しかし「辛い」と思うことは避けられます。
これから紹介する方法は混雑を避ける以外は言ってしまえば気を紛らわす方法です。
ごまかしの様に感じるかもしれませんが、私は発達障害なんてごまかせばいいと思っています。
障害の辛さがごまかせるなら「逃げても」「諦めても」障害とうまく付き合う方法を見つけられればとても楽になります。自分が楽に生きられるために積極的にごまかしてしまいましょう。
電車での通勤は「辛い」と意識しない事が重要です。
「通勤は辛くない」と自分に言い聞かせるためにもこれから書く対処法を読んで、辛くないと意識する事はなかなか難しいかもしれませんが、まずは声に出したりして意識していきましょう。
本記事では数個の関連ページも紹介していますので、それもぜひ読んでみてください。
大人で発達障害な私の対処方
電車の混雑
音を遮断する | ノイズキャンセリングイヤホンを使う 耳栓をする |
混雑を避ける | 朝食を職場近くで取ってラッシュを避ける |
「音を遮断する」は特に感覚過敏の方には効果的ですが、感覚過敏と思っていなくても意外と、音楽等に集中する事で暇な時間や疲れなども紛らわせる事ができます。
これは私の体験なのですが、「疲れた」と意識する事でより「疲れ」を感じてしまうパーターンが多いです。
「疲れた」と意識しないように、意識を他に向ける事も重要です。
また根本的に混雑を避ける方法もあります。駅を基準に職場を選んで混雑を避ける方法もこちらで紹介しています。
待ち時間
何かに集中する | 新聞・漫画・本 |
自分の好きな物の情報を集めてみる | 投資情報・スポーツニュース |
思い切って悩み事をする時間にしてみる | どうせ悩むなら暇なときに |
先ほど「ごまかす」と書きましたが、意識を他に向けてごまかしてみましょう。
自分の関心が持てる事を見つけて、そうした趣味などに意識を向けてみましょう。発達障害者に向けたおすすめの趣味はこちらの記事も参考にしてみてください。
また思い切って悩み事をする時間にしてしまう方法もあります。毎日悩み事をまったくしないというのは無理なのですが、「悩む場面」を決まてしまうと楽になります。
「悩み事は普段はしない」ではなく「悩み事は電車でする」と決めて習慣を付けると電車でのみ悩み事をするくせが付きます。
最後に
何度も書いていますが、ごまかすために「逃げる」「諦める」はしていいのです。
障害から「逃げる」「諦める」は障害とうまく付き合う一つの方法です。無理をしないでうまく付き合う事で楽に生きる事ができれば、また自分のしたいことに挑戦できます。本当に「頑張りたい事」「逃げたくない事」のために力を温存して、通勤など毎日ついて回る厄介な事は適当にこなしましょう。
私は今やりたい事があってそれに向けて頑張っています。それは上に書いたように「どうでもいい事」を増やす事で力を得ています。
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