発達障害者の私は金銭管理が苦手です。そんな私がお金を使う時金銭感覚がわからなくなってしまわないように、使っている方法があります。
それはお金を他の物に例える方法です。例えは伝えたい話をわかりやすく伝えるために使ったりしますが、それと同じで、金銭管理も何かに例える事で金額をわかりやすくしてくれる効果があります。
有効にお金を使うのはもしかしたら毎日頑張って仕事をしている自分に対する義務と言えるかもしれません。それだけお金を使うというのは人生にとって重要な事です。
お金は限られたものですが、有効に使う事で障害との付き合いを楽にしてくれます。
是非最後まで読んで、金銭管理を身に着けてみてください。
本記事を読んでほしい方
発達障害やその傾向がある方で
金銭管理が苦手な方
計算、数字が苦手な方
金銭感覚が狂いがちな方
お金を有効活用したい方
発達障害の私は給料日等お金の有るタイミング無いタイミングで金銭感覚が違ってしまい、無駄遣いをしてしまったり、逆に必要な物なのに買えなかったりします。
また最近はできるようになってきましたが、そもそも計算、数字が苦手でだんだんそれがどれだけ価値があるかや、今月のお財布にどのくらいダメージがあるか等わからなくなってしまいます。
お金を有効活用できていないと仕事のやる気にもつながりませんし、自分に自信がなくなってしまいがちです。
「お金の使い方」という人生で重要な事がうまくできる事で「自分は何もできない」などという落ち込みから解放され自身を持てるようになれます。
「自分は発達障害だけどこれもあれもできる！」という自信を持てば前向きに障害と向き合えますよ。
お金を使わないほうがいい物はこちらの記事でも紹介していますが、そういったお金の価値がわからなくなってしまう事がある方はぜひ最後まで読んでみてください。
大人によくあるこんな時に使おう
- 衝動買いしそうになった時
- 有効なお金使い方かわからない時
- ボーナス等まとまったお金を使うとき
- 今まで買った事が無いものを買うとき
衝動買いする時やボーナスを使う時など無駄遣いをしてしまう時は多々あります。
そういった時はこちらの記事の買い物で失敗しない方法等も参考にしてもらいたいのですが、冷静に自分にとってそのお金がどのくらい価値があるのか、そのお金で何が買えるのか考える必要があります。
ですが毎回計算をして自分に今必要なのは〇〇と〇〇でと複雑に考えるのは大変です。
ですので毎回同じ物に例えてこれはこのくらいの価値と簡単にわかるように「例える物」を決めておきましょう。またこれは時間にも応用できます。
今から1時間テレビをみる時間で買い物に行けるなどと有効な時間の使い方にも生かせますのでぜひ使ってみてください。
お金を何かに例えてみる
| ◯◯円あれば | |
物に例える |
|
時間に例える |
|
お金を何かに例える時に重要なのが毎回同じ物に例える事です。
毎回使う事で今自分が買おうとしているものの価値が自然とわかるようになり、金銭感覚が掴めます。
私は漫画が好きで漫画に例えていました。例える物は身近で定期的に買うものだとわかりやすくなります。
金額も厳密にしすぎず漫画だったら500円と計算しやすい単位にしてみましょう。
物に例える事で計算や数字ではなく、日常に溶け込む「実感」として感じられるようになっていきます。
発達障害の方は「金銭管理ができない」というより「金銭感覚が掴めない」事が多いとおもいますので、まずは自分の中で分かりやすい「単位」を決めてみましょう。
発達障害者で大人の私の体験談
私はお金の価値がうまく掴めない事がある
後からあのお金で〇〇ができたと後悔しないように
使う前によく考えたら無駄遣いが減った
最後に
お金を使うと時は冷静な判断が必要です。そこに毎回同じものをたとえるということをすると、冷静に対応できますし、私たち発達障害者が得意な「いつものパターン」を見つけられます。
また働いている時に「きょう一日頑張れば〇〇が何個も買える」と仕事へのモチベーションにもつながっていきます。毎日の努力を見える化することで日々「これの為に頑張る」という気持ちで仕事と向き合えます。
仕事がすべてではなく、なにか有効な物にお金を使う為に働いているという感覚を身に着ける事ができます。
毎日障害があるのに頑張っている自分を評価できるようになっていけると人生は楽になります。
金銭感覚は一度身に着けると一生忘れないと思います。私たちの障害は一生付き合う物ですから、金銭感覚を身につけて自分の人生を、うまく障害と付き合えるようにしてみてください。
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