発達障害の私は、おしゃべりが止まらなくなり、職場で嫌がられていた時期がありました。
今はそんな事はなくなったのですが、それはおしゃべりしても良いタイミングを、見つけられるようになったわけではありません。
どちらかというと、こういう時はおしゃべりするのを止めようという状況を見つけたのです。
この記事では、おしゃべりすべきでない状況を紹介していきますので、もしおしゃべりしたい時は、この状況に一つも当てはまらない事を確認してから、しゃべりましょう。
しゃべる時の方が特別で、しゃべらないのが普通という心持でいれば、おしゃべりが止まらないという事態は回避できるはずです。
おしゃべりが止まらない時の考え方
しゃべらないほうが良い時の状況を紹介する前に、私のおしゃべりが止まらないという特性を改善した、基本的な考え方を紹介します。
最悪を考えれば発達障害でも困らない!
それは”最悪”を考える事です。
最悪を考えるというのを簡単に説明すると
- しゃべりかけたら嫌な事を言われるのではないか
- この人は今話しかけられたくないのではないか
- この人はおしゃべりが嫌いな人だ
等と話しかけたら、嫌な状況になるのでは?と思う事です。
「話しかけたらこんな最悪な事が起きるかも」と思えばあまり余計な事をしゃべろうとは思いませんし、話も簡潔にしようと思うはずです。
最悪を考えると聞くと、悪いイメージがあるかもしれません。
しかし最悪を考えて行動すれば、想定以上に悪い事は起こりません。
おしゃべりが止まらない私の黙る状況
私はおしゃべりが止まらない事を、防止するために私はおしゃべりを止めるべき状況を決めています。
- 相手の体の向き
- 相槌
- 相手が片手間かどうか
一つずつ紹介します。
おしゃべりの止まらないなら体勢を確認
まず一つの目は相手の体の向きや体勢を確認する事です。
相手がこちらとしゃべる気が無い場合は、こちらに体が向いていない事が多いです。
この記事を読んでいる方も、しゃべりたい人がいる時は、相手の方に体を向ける事が多いのではないでしょうか。
その為相手がこちらを向いていなかったら、あまりしゃべる気は無いと思いましょう。
おしゃべりは片手間だったら止めよう
前提として、なにか他の事をしている人には、あまりしゃべりかけないほうが良いと思います。
しかしもししゃべりかけてしまったり、どうしても伝えなければいけない場合は、しゃべっている途中に、相手が今している事を辞めるかどうか確認しましょう。
相手が今している事を止めないなら、おしゃべりは最低限で切り上げた方がよいです。
おしゃべりが止まらない人は相槌に注目
おしゃべりを止めた方が良い状況として、最後に紹介するのは相槌です。
こちらがしゃべっていて、向こうもおしゃべりをしても良い状況なら、相手はしっかりとした相槌を打つはずです。
相槌を打たなかったり、「へー・うん」など短い相槌の場合は、あまり話を聞く気が無いです。
おしゃべりを止めるべき条件まとめ
ここまで紹介した、おしゃべりを止めるべき条件は、こちらへの関心度を図る物です。
しゃべっても良いと思っている人は、こちらに関心があるはずです。
しゃべりかけてもあまり興味をしめしてくれない場合は、おしゃべりは止めておきましょう。
発達障害者がおしゃべりを封印すべき時
私が、相手の関心度を図る等を行わずに、最初からおしゃべりを止める状況があります。
それは大人数の場面です。
会議など大人数の場では、しゃべって良いタイミングか難しいですよね。
それに加えて、おしゃべりが止まらない状況になったら、一気に大人数の方からの評価や印象が下がってしまいます。
それを防止するためにも、大人数の場では、おしゃべりは基本的には、しない様にしましょう。
最後に
おしゃべりが止まらないという特性は、発達障害者ではなくても持っている方はいます。
その為、障害だからどうしようも無いと思う必要はありません。
しゃべって良いタイミングかを、しっかりと考える習慣をつければ、おしゃべりが止まらない特性は抑えられます。
普段はおしゃべりを我慢するので、家族等気を使わない相手がいるなら、その時だけはおしゃべりを思う存分楽しむ事も、大切な事です。
おしゃべり自体は、悪い物ではないので、この記事を参考にしゃべって良いタイミングを、見つけられるよう、意識を変えてみてください。
ADHDの方向けおしゃべりを止める方法
ADHDの方の場合、問題になるのは衝動性だと思います。
簡単ではありませんが、しゃべるまでに一呼吸置くことが重要です。
そこでこの記事で紹介した、最悪を考える事や、おしゃべりして良い状況かをうまくいかなくても良いので、実行してみてください。
もし、うまくこの記事の様にいかなくても、その二つを意識するだけで、おしゃべりする前に一呼吸置けるはずです。
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