発達障害者で感情をコントロールできない人は「合言葉」使おう

日常生活
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発達障害を持つ私は感情のコントロールが苦手です。

そんな私は、感情をコントロールできなくなりそうな時に、必ず言う合言葉を決めています。

毎回その状況に合わせた合言葉を言う事で、気持ちを落ち着け、感情をコントロールできるようになるのです。

これから詳しく紹介しますが、例を出すと合言葉とは、想定外の事が起きた時に「これも悪くない」などと毎回同じ言葉を言う事です。

どんな状況でどんな言葉を言うのかや、合言葉を使う上でどんな事が重要かをこれから紹介していきます。

感情のコントロールができない時に重要な事

私たち発達障害者が、感情をコントロール出来ない時に必要なのは、形から入る事です。

ランニングを始める時に、かっこいいスニーカーを買うのと同じで、形から入って「合言葉」を口にすれば自然と気持ちも変わり、結果も付いてきます。

気持ちや精神をコントロールする事は、難しい事ですが、コントロールできている人の行動を真似るぐらいなら、誰でもできるはずです。

感情がコントロールできている人の、言いそうな事を口に出せば自然と感情もコントロールできる様になっていきます。

私もこの方法で感情が、コントロールできるようになりました。

感情のコントロールができない時の要点

  • まずは合言葉を口に出す(形から入る)事から始める
  • これから紹介する感情のコントロールが出来ている人が言いそうなことを真似してみる
  • できる人の真似をして、合言葉を口にすれば、気持ちと結果が付いてくる

悪い事に対抗「感情コントロール合言葉」

予想外な事や落ち込む事、怒りを覚える事など、日常には感情をコントロールできなくなる「悪い事」は起きがちです。

そんな時口に出して、前向きな言葉や、責任を感じすぎない言葉を、合言葉として言えば、落ち込みや怒りなどをコントロールできるはずです。

感情をコントロールする「これも悪くない」

最初の合言葉は、「これも悪くない」です。

計画通りにいかなかった時や、思い通り物事が進まない時に、「これも悪くない」と言ってみましょう。

物事に悪い面と良い面があって、想定していなかった事になっても、メリットも存在するはずです。

「はず」というか、メリットも存在すると思って、メリットを探せばきっと前向きな要素が、見つかります。

焦る感情や落ち込み想定外への怒りをコントロールするために「これも悪くない」と形から入って、自分に有利になる要素を探してみてください。

私は「これも悪くない」と口にすることで、物事の良い面を見つけられるようになりました。

良い面を見つければ感情をコントロールする事など簡単に思えてきますよ。

感情をコントロールできない時の実例

「これも悪くない」を私が使った実例を一つ上げたいと思います。

車の運転中道を間違えて、大幅に遠回りになってしまった事があったのですが、「これも悪くない」と口に出すと、きれいな景色が見えてきました。

最初は形だけでしたが、合言葉を口にすると、本当に良い面を見つけて、気分が良くなっていきました。

将来への不安で感情のコントロールできない時は

将来が心配な方は、発達障害の方には多いと思います。

この先の不安や心配事を思いついて、苦しくなる事は私自身も経験があります。

その将来への不安や焦りの感情を抑える為に必要な合言葉を紹介します。

感情のコントロールに「今思い出して良かった」

不安がある事を思い出した時には、「今思い出してよかった」の合言葉を言ってみましょう。

未来に不安がある時は、その不安はいつか必ず来るはずです。

その不安な感情をコントロールするためには、今のうちに思い出して、対策しておけばいいと思いませんか?

未来が不安な時は、まったく思い出さない様にする方法もあって、他の記事で紹介していたりしますが、もう一つの方法が、やれることは全部やって「もうどうしようもないか」と感情をコントロールする事です。

もしまったく思い出さない様にしたいなら【大人で発達障害の私は「封印」して気持ちを切り替える】を読んでほしいのですが、「今思い出してよかった」と口にして、対策を「どうしようもない」と思えるほどしてしまうのも一つの感情のコントロール法です。

感情のコントロールができない時の実例

「今思い出してよかった」を利用できた実例を紹介します。

私は仕事のミスを休日に思い出して、「明日出勤したら怒られるかな」と不安をコントロールできなくなりました。

そこで「今思い出してよかった」と繰り返すうち、「こう説明しよう」とか「次はこう改善しよう」等と対策を前向きに考えられるようになりました。

結果的には大事にはならなかったのですが、この合言葉を言う事で、冷静に物事を考えられるようになるという経験を活かして、感情のコントロールができない自分を変えられたのです。

人との関わりで感情のコントロールができない時は

他人との関わりから感情をコントロールできなくなる方も多いと思います。

特に怒りをコントロールするのが難しいですよね。

私自身も怒りをコントロールできなくなる事が、ありましたが、感情をコントロールできている人を真似て、「合言葉」を言うようにしてから、怒りをコントロールできるようになりました。

その合言葉を紹介します。

感情と怒りをコントロール・そんな捉え方もあるのか

ここで紹介するのは、「そんな捉え方もあるのか」です。

人によって物事の捉え方が違う場合はよくありますよね。

自分の意見と違うと思いすぎないで、そんな捉え方をする人もいるんだと思う事が重要です。

発達障害の私は、敵を作りがちでした、ある時気づいたのですが、自分を否定されていたり、嫌われているのではなく、こちらから「敵を認定」しているだけだったのです。

自分が「この人は敵だ」と思わず、「こういう人もいる」ぐらいに思っていれば、感情や怒りをコントロールして、良い意味で諦められるのです。

自分と反対の位置にいると思わず、人間は全員違う立場と思えば、感情や怒りをコントロールできますよ。

感情をコントロールできない日常に疲れたら

どうしても感情をコントロールできなくてつらい方は、就労移行支援サービスに通う事もおすすめです。

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最後に

最後に一番大事な事を伝えたいと思います。

一番重要なのは続ける事です。自分を変える為には継続して、感情のコントロールをしようと思い続けながら、合言葉を口にする事です。

継続しなければ、感情をコントロールできる自分にはなれません。逆に言えば継続すれば最初は形だけでも、いずれ感情のコントロールができる様になります。

形から入る事ができれば、きっと結果も気持ちもいずれついてきます。

私たち発達障害者は、悲しいですが、障害と一生付き合わなければいけません。

ですので気長に、感情のコントロールができない自分と向き合って、少しずつ前に進んでみましょう。

きっと感情や怒りをコントロールできない自分といつかは離れられます。

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