発達障害は生まれつきのもので、病気ではないので治らないものです。
もちろん一つ一つの特性は改善しますし、徐々に発達障害の苦しみを克服する事は可能です。
でも、発達障害を持つ自分は一生続いていきます。
その現実を受け入れるのは、大変な事でかなり抵抗を感じる方も多いはずです。
しかし私は、発達障害は自分自身の一部だと思っていて、今治せるなら治しますか?と聞かれても断ると思います。
どうしてそう思えるのか、私がどう発達障害と向き合っているかをこの記事で紹介していきたいと思います。
発達障害は治らないで良い!
発達障害は確かに困る事もたくさんあります。
ですから発達障害じゃなかったらどんな人生だったかな?と考える事もありますが、いくら考えても発達障害は治りませんよね。
そこで私は発達障害は個性の集合体だと思う事にしています。
精神的な幼さは、素直で純粋という個性だと思いますし、コミュニケーションが苦手であまり話さないというのは、周りからしたら、ミステリアスと見られているに違いない!と勝手に思っています。
同じ発達障害でも様々な個性があって、人とは違っても誇りを持てる事だと思っています。
時々聞く「神様からの贈り物」とまでは中々思えませんが、健常者が持っている個性と同じなのだから無理に治そうとしなくていいじゃん!と私は胸を張って言えます。
発達障害が治らないを受け入れる考え方
発達障害のサイトを運営していて言うのもなんですが、発達障害が治らない事を受け入れる為には、自分を発達障害という枠に押し込めすぎない事も重要です。
発達障害は改善できる特性改善できない特性、良い所悪いところの集合体で、発達障害だからこれができないと決めつける必要はないのです。
私にはできない事がたくさんあります。
勉強もできないですし、コミュニケーションも苦手です。
でも、その二つができる発達障害者もいますし、逆にできない健常者もいます。
発達障害だからこれができないと思いすぎず、単に自分はそういう力がないのだけなのだから、できる事だけをやろうと思ってみてください。
”発達障害だから”というワードから脱出する事が、治らない苦しみから抜け出す第一歩になるはずです。
発達障害が治せないから手に入る物
発達障害をも今し治せるなら治すかと聞かれたら治さないと答えると冒頭で書きました。
しかし私は人生の最初から、発達障害が無い状態で生きられるなら迷わずそうすると思います。
ではなぜ、”今”だと治さないのかいうと発達障害として手に入れて来たものを大事にしているからです。
今まで発達障害者として生きてきて、周りにいる人は私を発達障害者だと知っています。
私は発達障害でも近くにいてくれる人がいるのは、特別で何にも代えがたい事だと思っています。
私は、今自分が健常者になって、発達障害の時には周りにいてくれなかった人が近くに来てもあまり価値を感じないはずです。
発達障害だからこそ、今周りにいる人や持っている物が輝いていて、これから欲しい物も発達障害だからこそ価値があると思っています。
発達障害がハンデで生まれつきそうだったからこそ、小さい幸せにも気づけるのです。
だから”今”から健常者になっても、満足できるような物は手に入らないと私は思ってしまいます。
治らないで良いと思える考え方まとめ
すこし分かりずらかったかもしれませんので、簡単にここまでの記事をまとめたいと思います。
- 発達障害は個性の集合体、人と違う事に誇りを持とう
- 発達障害の枠に自分を閉じ込めすぎないようにしよう
- 発達障害者のできない事はみんな一緒じゃない”発達障害だから”できないをやめよう
- 発達障害者のできない事は健常者でもできない事もある、できない自分も受け入れよう
- 発達障害だから輝くものもある、発達障害者だから価値を見出せる物もある、それは幸せな事
この五つはとても大事な事で、これを受け入れられれば治せないという苦しみから脱出できるはずです。
確かに発達障害は辛い物です。
でも私は発達障害を持つ自分は、発達障害が有るからこその自分だと思っています。
発達障害を自分の一部と思えるときっと楽になりますよ。
どうしても辛いなら
発達障害は治せるものじゃないし、治さなくて良いと思えるようになった方が良いという記事を書いてきました。
でも、一つ一つの特性は改善できるかもしれません。
私は精神的に辛い状態が多い特性は素直にカウンセリングで解決しています。
私が使うのはオンラインカウンセリングです。
私がオンラインカウンセリングを使う理由は
- チャット形式であまり時間を気にせず相談可能
- わざわざ出かけなくて良い
- 料金は2週間8800円と少し高く感じるが、一般的な対面カウンセリングが一時間弱で1万円前後と考えると格安
この三つです。
確かに発達障害は治りませんが、精神的に楽になると様々な特性があまり気にならなくなります。
是非下記バナーから利用してみてくださいね。
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最後に
発達障害は病気ではなくて障害なので、治りません。
そして私は、治らなくて良い!と自信を持って言えます。
そこにたどり着くまでには、治したいと考えたこともありましたが、今は発達障害を持つ自分に誇りを持っています。
この記事を読んですぐにそう思えなくても、何度か読めばきっと発達障害を受け入れられるはずです。
このサイトには様々な特性を改善する記事がありますので、是非そちらもご覧ください。
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