発達障害者は時間感覚が無い?日常生活での対処法

日常生活
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発達障害を持つ私は時間感覚が、おかしかったり無いと思う事が良くあります。

夢中になって一つの事をやってしまったり、やらなくてはいけない事をやらずに一日が終わったりしてしまいます。

そんな私が、日常生活でバランスよくしたい事とやらなくてはいけない事を行うのに使っている方法をこの記事では書いていきます。

これは正直に言うと時間感覚をつける方法ではなく、時間感覚が無くてもなんとかなる方法です。

この後に大事な事を簡単にまとめて、次に詳しい内容を紹介していきます。

時間感覚が無い発達障害者に重要な事

時間感覚が無い方が日常生活を送るのに、大事な事が三つあります。

  • 厳密さを求めない
    • 時間を厳密に決めると、少しでもずれると混乱してしまいます。
  • 時間を決めないで順番を決める
    • 大雑把に優先順位を付けましょう。
  • 時計を意識しすぎない
    • 時計を見ての時間管理が発達障害の私は苦手です。それなら「時計をみないで良いじゃん」と思っています。

でも、時間を決めないで時計も見ないと、一つの事をやりすぎたり、逆に面倒なやらなくては行けない事をすぐ辞めてしまったりすると思うかもしれません。

そこで時間感覚が無い方でも時間配分が出来る様になる方法を紹介します。

とても簡単で、分かりやすい方法ですので、是非最後まで読んでみてください。

時間感覚が無い発達障害者の時間管理手順

まずは、時間感覚が無くても時間配分をする為の、簡単な手順を紹介します。

  1. やる事を”したい事”と”やらなくてはいけない事”を分ける
  2. それぞれに優先順位をつける
  3. したい事とやらなくてはいけない事を優先順位順に交互に配置して進めていく

そして、肝心のしたい事ややらなくてはいけない事を、どのくらいの時間やるかです。

  • したい事は飲み物を基準にする
  • やらなくてはいけない事は目標をはっきり決める

それぞれ解説していきます。

時間感覚が無い発達障害者は物を基準に

したい事に分類したことをどのような時間配分で行うかですが、発達障害当事者の私は飲み物を基準にしています。

やり方は簡単で500ml程度の飲み物を用意して、したい事をしつつ飲んでいきます。

そしてそれが無くなったら、したい事をする時間を終わらせれば良いだけです。

この方法の利点を紹介します。

  1. 飲み物がもうないからやめるという”やめる理由”ができる
  2. 意外と飲み物を飲むスピードは一定なので、毎回同じくらいの時間を計れる
  3. 時計を気にしなくても良いので気が楽

何かに夢中になって延々とやってしまう事を防ぐうえで、やめる理由がある事は大事な事です。

飲み物が有るor無いを判断するだけで、続けるべきorやめるべきを判断できるのは、とても簡単で、時間感覚がなくても時間をうまく使えるはずです。

時間感覚が無い発達障害者は目標を明確化

次にやらなくてはいけない事を時間管理をしつつ行う為に必要なのが、続ける理由です。

したい事は飲み物がなくなったというやめる理由が必要でしたが、やらなくてはいけない事は、続ける理由が必要です。

そこで私はしたい事とやらなくてはいけない事のバランスを取る為に、やらなくてはいけない事に目標を明確に作ります。

目標は例えば

  • 掃除→リビングの掃除機がけを終わらせる
  • 洗濯→干したものを取り込む
  • 勉強→テキストの〇章を終わらせる

など適当で良いので、”明確”な目標を定めます。

それが終わるまでは続ける!と決めてやらなくてはいけない事を進めていきましょう。

時間感覚は無くても良い?

ここまで、時間感覚がなくてもどうにかする方法を紹介してきました。

その上で発達障害当事者として伝えたい事があります。

この記事で紹介した方法で、徐々に時間配分が身についても、どうしてもやりたい事に夢中になってしまう事もあると思います。

でも、それは悪い事ではないと私は思っています。

夢中になってできる事がある事は良い事ですし、それで気が楽になって障害とうまく付き合えるならそれで良いです。

したい事とやらなくてはいけない事をバランスよく行うのは重要ですが、それを毎日続けると疲れてしまうので、やりたい事を一杯やる事も自分に許してあげましょう。

ここだけ読んでも理解できる”要点”

時間感覚が無いけどしたい事、やらなくてはいけない事があるならすべき事

  1. やる事を”したい事”と”やらなくてはいけない事”を分ける
  2. それぞれに優先順位をつける
  3. したい事とやらなくてはいけない事を優先順位順に交互に配置して進めていく

したい事は

  • 500mlの飲み物を用意して飲みきるまでやる

やらなくてはいけない事は

  • 明確に目標を立てる
  • 目標間達成までは続ける

時にはやりたい事に夢中になって辞められなかったら「いい気分転換になった」と言い訳をしてもいい。

最後に

発達障害者にとっての、生きづらさというのは原因がいくつもある物だと私は感じています。

辛い事が一杯あるので、時間感覚が無いという悩みを解消しても、大して効果は無いと思うかもしれません。

でも、一つ一つ悩みを解消していきましょう。

このサイトには多数の記事があります。

その記事を読んで少しでも楽になれると信じて私は書いていますので、ぜひ他の記事も読んでみてください。

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