子供のころほどではないかもしれませんが、大人になっても発達障害者は健常者に比べ精神的に幼いと言われています。
発達障害当事者の私も、精神的に幼いと自分でも感じます。
”幼い”と聞くと悪いイメージを持つ人もいるかもしれません、しかし私は精神的に幼い自分に誇りを持っています。
そこで私が、なぜ精神的に幼い自分に誇りを持てるのか、私が精神的に幼い自分とどう付き合って来たかを紹介します。
発達障害で幼い人が誇りに思うべき長所
まずは私が、精神的に幼い自分を誇りに思える、”長所”を紹介していきます。
精神的に幼い人が持つ長所は、大きく分けて二つで、”純粋”と”素直”です。
その二つをそれぞれ紹介していきます。
発達障害者で幼い人の長所は純粋さ
発達障害者で精神的に幼い私は自分で言うのもなんですが、純粋だと思います。
大人で純粋さを持つ私が誇りを持てるのは、人を疑わない事やひたむきさです。
発達障害で幼い私は人を信じられる
精神的に幼い私は人を信じる事には自信があります。
約束はきっと守ってもらえると信じていますし、なにか嫌な事をされても「なにか訳があったのだろう」と毎回思えるのです。
もちろん信じて裏切られることもあります。
でも嫌な思いをして、もう一生人の事は信じない、好きにならないと思っても、少し時間が立てばまた人を信じられるのです。
裏切られることはもちろんいいことではありませんが、人を信じようと思える事は、とても幸せで誇れることだと私は信じています。
発達障害で幼さない私のひたむきさ
もう一つ精神的な幼さからくる純粋さで、誇れる長所があります。
それは”ひたむきさ”です。
一つの事に一生懸命挑んで、諦めない事には自信がありますし、誇れる物です。
このひたむきさにもマイナス点はあります。
一つの事に夢中になって時を忘れてしまう時です。
でも、一つの事にひたむきに向き合えることは、誰にでもある物ではなく、大人になってからも精神的に幼いですが、この”ひたむき”という特性を持っている事は誇れることです。
発達障害で幼くても素直さは誇れる
大人の発達障害で精神的に幼い私が誇れる物のもう一つが、素直さです。
私が素直さがあってよかったと思う事として、謝れることと分からない事は分からないと言える事があります。
発達障害で幼い私は謝る事ができる
”謝れる”と聞くと当たり前と思うかもしれません。
でも、大人になったからこそ謝れないタイミングが多くあります。
プライドを傷つけられた時や、見栄を張って引っ込みがつかなくなった時など、意外と大人だから謝れないという場面はあります。
そんな時に、精神的に幼い事は長所になります.
幼くて、素直だからこそ人に謝れる場面がありますし、その事に誇りをもってもいいはずです。
大人になっても分からない事はある
この記事を読んでいる方には、分からない事はあるでしょうか?
私には大人になっても沢山あります。
勉強も仕事も人付き合いも、分からないことだらけです。
分からない事を無くす事は、無理だと私は思うので、人生で分からない事があったら人に聞くことにしています。
大人になると、中々分からないと言えない様になります。
でも、私は「分からない事も一杯あるし、自分は幼いのだから素直に聞けばいいや」と幼い事を良い意味で言い訳にして、聞いてしまいます。
幼いのだからと自分の心の中で呟けば、分からない事を聞くのも簡単なのです。
幼さで辛い思いをしても隠さないで磨こう
ここまで幼さは長所で誇れることだと書いてきましたが、私も幼さで辛い思いをした経験が沢山あります。
それでも、私は幼い所を隠さないで磨こうと、思っています。
自分の持つ特性は、自分を形作る大切な一部です。
幼さで辛い思いをしたら、辛い思い以上に幼さで楽しくて幸せな経験を沢山すれば良いと私は思っています。
なので、私は純粋さや素直さにどんどん磨きを掛けようと毎日を過ごしています。
もし自分は幼くて将来大丈夫と思うなら
この記事を読んでいる方は、将来が不安でしょうか?
この記事を読んでも幼さは悪い事と思ったり、受け入れにくかったりする人はきっと将来が不安なのではないでしょうか。
私も障害を受け入れる事が難しかった時期が有るのでよくわかります。
そんな人におすすめの記事のリンクを張っておきますので、是非読んでみてください。
最後に
ここまで読んで大人で発達障害、そして精神的に幼いと自分で思う方は、幼さに誇りを持てましたか?
そう簡単な事ではない事は私も分かっています。
でも、世界の中に一人でも”幼い”という事に誇りを持っている人がいる事は覚えておいてください。
子供を見て、純粋で素直でうらやましいと思えるのと同じで、色々な場面で「あの記事ではこういう場面で、素直さや純粋さを発揮していたな」と思い出してほしいのです。
私は大人になっても精神的に幼い自分に誇りを持っているので、必ず羨ましがってもらえると信じています。
そんな事を信じられるくらい、幼さは長所で誇りを持てる事ですよ!
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