発達障害の私は、とてもミスの多い社会人でした。
しかし、正直健常者でもそうですし、発達障害者は特にですが、ミスを無くす事は無理な事です。
そこでこの記事では失敗した”後”の対応について書いていきたいと思います。
先に簡単に紹介すると、とにかく形からでも良いので、反省”アピール”をする事が重要です。
反省アピールというと聞こえは悪いですが、反省しているようにふるまう事は、周りにも不快さを与えないためにもとても大切な事です。
私は発達障害者で、コミュニケーションが苦手なので、所謂”アピール”が下手な傾向にありました。
でも、反省している”アピール”が出来るとミスしても大問題になりにくくなると気づき、発達障害者でも簡単にでき反省”アピール”のやり方を習得しました。
今回はとても簡単に分かりやすくそちらを紹介しつつ、差別とも思える、理不尽なミスの決めつけへの対応も紹介していきます。
発達障害者は仕事のミスをアピールで挽回
反省している”アピール”が重要だと書いてきましたが、具体的にすべきことは簡単です。
- 謝る
- どうやってミスを再発防止するかを言う
- 言われたことは、振りでも良いのでメモする
それぞれ解説していきます。
発達障害者がミスを謝る時のNGワード
謝る時に私が意識するのは、反論しない事です。
仕事上のミスは上司によっては、怒られることもありますし、理不尽な事を言われることもあります。
悔しい気持ちになっても”でも”を使って反論するのは止めましょう。
”でも”○○なんですと言われて、怒っている人が納得してくれることはほぼありませんし、もっと状況は悪くなります。
仕事のミスを謝るのは自分の為
謝るのが嫌になる、理不尽な叱責等の対応はこの後紹介しますが、まずは謝るという事をする為にはどうすればよいのでしょうか?
そんな謝るのに抵抗がある時私は、自分の為に謝る事にしています。
いくら自分が悪くなくても、謝った方が自分が楽になります。
一度謝ってさえしまえば、それで終わると思えば、「謝っちゃえ」という気分になれるはずです。
発達障害者のミス再発防止でNGな事
様々な仕事が有る中で、再発防止策を具体的に紹介する事は難しいのですが、私は再発防止策を出すときに気を付けている事があります。
それは、”できない事”は言わないです。
当たり前に聞こえるかもしれませんが、ミスを挽回しようとついつい大げさな事を言ってしまう事がよくあります。
ミスは誰でもするものですが、約束を守れない人は信用を失いますよね。
二度目のミスと約束を破る事が重なると印象は最悪です。
そこで私は、確実にできる再発防止策にする事にしています。
発達障害者の仕事でのミスはメモで防ぐ
学習障害も持っている私は、基本的に文字を書くのが苦手です。
それでも、ミスをした時私は、メモをするようにしています。
自分でも分かりにくいメモしかできませんが、必死でメモした物を見ると、その時の情景が浮かんで、ミスをもうしない様にしよう!と思い返す事ができます。
そして何より、メモしていたら反省しているように見えませんか?
メモは良い反省”アピール”にもなるのです。
仕事で納得できないミスで怒られたら
時には仕事で怒られるとき「そんなのミスじゃない」とか「自分のせいじゃない」という事もありますよね。
私はそういった事は気にしない様にしていますが、どうしても気になる場合は、その場で言い返す事はしない様にしています。
だって冷静に話せるときでないと、喧嘩になって損するのは部下側ですよね。
どうしても、上司に一言言いたいなら、雑談している時等、相手が気を抜いている時にしましょう。
相手も怒るモードになっていないと、とっさに言い返せないので、私はそうい時を狙っています。
もう一つ意識するのは、人が大勢いるところ(ランチ先等)で言う事です。
周りに人がいると、大きな声を出すなどの行動を衝動的にしてしまう方でも、自制心が働いて意外としないものです。
ミスを許してもらえる環境で働こう
ミスをしてしまう事はしょうがない事です。
それを許してくれない職場で長く働く事は、私たち発達障害者には辛すぎます。
私はそういった環境を抜け出すために、障害者専用転職エージェントを利用して、転職しました。
無料で手厚いサポートを受けながら転職できるのでとてもおすすめです!
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最後に
いかがでしたか?
ミスをしないというのは、おそらく人間には無理な話です。
この記事に書いたミスをしてもなんとかなる方法は、もちろん仕事をスムーズにする為もありますが、一番は自分の気持ちを楽にするためです。
極端な話ですが、ミスをしても精神的なダメージが無ければなにも問題ありません。
でも、怒られたりすれば、気持ちは揺らぎます。
自分が楽になる為に謝る、自分が楽になる為に再発防止する、そう思うとストレスなくミスを認められるようになります。
是非、ミスを乗り越えて楽な気持ちで仕事ができる自分を目指してくださいね。
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