発達障害者の私は先の事を、心配しすぎる特性を持っています。
発達障害者は、苦労して人生を歩んでいると私は思っているので、また嫌な事が無いか心配になる方は多いのではないでしょうか。
そこで、私が完璧ではないながらも、心配のし過ぎを抜け出した3個の方法を紹介します。
心配し過ぎるのは無理にやめない
私が心配し過ぎで苦しむ時に意識しているのは、心配し過ぎるのを”無理にやめない”事です。
心配し過ぎを治したいのに、”無理にやめない”と聞くと意味が分からないかもしれません。
私は心配する事を、発達障害者がやめるのは、至難の技だと思っています。
そこでおすすめしたいのが、心配していてもそこまで困らないタイミングで心配する事です。
心配し過ぎは場面を選べば意外と大丈夫
私が、心配し過ぎて辛いなと思うのは
- 心配し過ぎで中々眠れない時
- 心配し過ぎで、仕事に集中できない時
- 精神状態が悪くて心配がエスカレートする時
等です。
そこで私は、上記した状態の時に心配する事があったら、〇日後の〇時からそのことを、とことん心配しようと先送りにします。
「心配する事をどうしてもやめなきゃ!」と思わずに、具体的に心配する時間を作る事で、「まあ後で心配する予定だからいいか」と思えるようになるのです。
心配し過ぎる時間を選ぶ!まとめ
まとめるとこうです
- 心配し過ぎて、困る状態なら先送りにする
- 具体的に〇日後の〇時から心配すると先送りにする
- 心配するタイミングが、具体的にあるとそのタイミングまで待つことができる
でもこんなに器用に考え方を変えられない方も多いと思います。
続いて紹介する方法はそういう方にお勧めです。
発達障害者は心配を攻略すれば良い?
一つ目の方法を実践でいきない方でも出来るのが、ゲームを攻略する気分で心配を抑える方法です。
まずは簡単に手順を紹介します。
心配し過ぎを防ぐ攻略手順
- 心配な事を書き出す
- 一つ一つになんでも良いので、沢山対策を考える
- 具体的に頭の中で、「こういった事が起きたら、こう対処しよう!」と想像してみる
心配し過ぎは具体的にどうすればよい?
例えば私が「明日の会議不安だな」と思っているとします。
そういう時を先ほどの手順に合わせると
- 今月の業績に意見を求められるのが不安・たくさんの人がいて、嚙まないか不安・資料を印刷し忘れないか心配(心配な事を書き出す)
- 業績は、良かったから、良かった要因を答えよう・事前に話すことを決めて練習しよう・携帯のリマインド機能を使おう(対策を考える)
- 実際の会議の場を想像して今の対処法を思い描く
この様な手順を踏んで、頭の中でシミュレーションすると、ゲームを攻略するように、冷静に対処する事が出来る様になります。
なぜ想像すると心配し過ぎを防げる?
心配だな・・・と思う時は、どんな時でしょうか?
発達障害の私にとっては、どうなるかわからない未来がある時です。
嫌な未来があっても、具体的にどうなるのかと、それに具体的にどう対処するかを考えておくと、意外と心配が薄れると、私はこれまでの経験上思っています。
心配し過ぎを防げるのはなぜ?要点
- 心配は漠然としているから辛い
- それなら具体的にどう心配なのかどう対処するかをはっきり決めれば良い!
心配な事の一歩目を踏み出してみる
最後は、まずは一歩踏み出すことをおすすめして、終わりたいと思います。
一歩目が、うまくいくと意外とすんなり最後まで進めたという経験は、誰でもあるのではないでしょうか。
でも、必ずしも一歩目がうまくいくとは限りません。
それなら、必ずうまくいく一歩目を設定すれば良いのです!
発達障害者の心配は一歩踏め出せば平気?
例えば私は、任せられた書類作成の仕事がとても心配なときは
- 簡単に作れるひな形だけ作る
- このひな形がうまく作れたのだから、この後もうまくいくと思える
- 実際は仕事は10%程度の進捗なのに、大変な段階を抜けた気分で、自信がつく
- 自信を持って進められると心配がなくなる
このような手順を踏んでいます。
このような、確実な一歩目を踏み出すと、その後前に進むのはとても楽になります。
心配し過ぎを治すのに一歩目が重要な理由
先ほども書きましたが、漠然としているから心配が大きくなります。
そこで、簡単でも一歩踏み出すと、これからどういうイメージで、進めていくかわかって、漠然とした未来ではなくなります。
一歩だけで?と思うかもしれませんが、一番心配が大きいのは、私は常に一歩目です。
一歩進めれば、二歩目も三歩目もうまくいくものだと、私は思っています。
最後に
心配のし過ぎは、発達障害者にありがちな悩みだと思います。
私自身も、以前の発達障害者の同僚も今考えると、やる前から心配し過ぎて、嫌になるパターンがとても多かったです。
やってみれば意外と大丈夫な事の方が、人生で意外と多いと、私は最近思えて来たので、是非そう思えるように、一歩一歩進んでみてください。
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