発達障害者のうつ病は悪い事だけ?うつ傾向を前向きに捉える方法

日常生活
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発達障害を持つ方の中には、うつまたはその傾向の有る方が多いです。

実際発達障害当事者の私自身も、うつ傾向を持ちそれが原因で仕事を辞めたこともありました。

私は医者でも専門家でもないので、あくまでも個人の考えなのですが、うつ傾向になる事は私は自分を守る為だったのではないかと、回復した今になって思う事があります。

仕事をやめたり休むという事はいい事ではありませんが、うつ病というはっきりとした形だと、病院で薬がもらえたり、考え方によっては、自分がなかなかうまく生きられない事の言い訳にもなります。

私は、発達障害者として生きるなら、言い訳をして生きるという事も正しい事だと思っています。

そこで、発達障害とうつを持つ方が前向きに、楽観的に生きるために、必要と思う事を、発達障害とうつを併発した経験のある私目線で紹介していきたいと思います。

発達障害よりうつの方が攻略しやすい?

私は発達障害もうつも経験してきました。

発達障害単体の時とうつを併発した時に、一番違う事はなんでしょうか?

私は、発達障害には良くも悪くも形が無く、うつには良くも悪くも形があると思っていて、それが最大の違いではないかと思っています。

発達障害とうつって何が違う?

発達障害を持つ人全員をまとめて、特性を説明する事ってできますか?私にはできません。

発達障害は、様々な特性の集合体で、発達障害を楽にするには?と聞かれてもぱっと答える事は非常に難しいですよね。

でも、うつ病の症状ははっきりしていて真っ先に「気分が落ち込む!」という言葉が出てきます。

楽にするには?の答えも単純で、とにかく休むとか薬を使うとか、どんな人にも共通する方法がありますよね。

うつの様に困難な事に形があるというのは意外と楽な物で、対して発達障害の辛い所は形の無い所だと思います。

私は発達障害とうつを併発して楽になったとは言えません。

でも、人にうつ病なんですと説明したり、薬を飲めばいいんだ!と自分で思ったりと、少し対応が分かりやすくなった印象でした。

重い荷物を持つには持ち手が必要ですが、発達障害やうつ傾向でもそれは同じで、うつを併発したら荷物は重くなるかもしれませんが、今まで持っていた重い荷物に持ち手が付いたような気分でした。

そう考えると、少しすっきりしませんか?

うつも発達障害もあったらそう思える?

でも実際に発達障害とうつを併発したら、そんなに前向きに考えられませんよね。

私もそんなに前向きになれませんでしたが、世の中の大抵の事には悪い面と良い面があります。

悪い面を見ないで良い面だけを見るなんて前向きな事は難しいですが、どうせ悪い面も見るなら少し良い面も見てみませんか。

前向きに考えられなくても、うつを克服してなんでもできる様にもならなくて良いので、良い面もあるという事をと少しでも頭の片隅に置いてみましょう。

発達障害にもうつにも共通する考え方

ちょっと話が変わりますが、皆さんにとって人生のゴールってどこでしょうか?

ゴールって割と簡単ではないですか?

すごく単純ですが、例えばお金を一杯手に入れるとか、発達障害があっても自分の望む仕事をしたいとか、誰でも憧れやしてみたい事などゴールになる事はあるのではないでしょうか。

私も、欲まみれなので、ゴールは沢山あります。

でも発達障害者として生きるのに重要なのは、意外とスタートラインだったりします。

発達障害とうつはスタートが肝心?

発達障害やうつというのは悪化する事もあります。

そんな時、自分の一番調子のよかったころをスタートラインと思うと、自分はスタートラインより下にいる等と思ってしまいがちです。

そこで私は、自分の一番調子の悪い状態をスタートラインにするようにしています。

もし発達障害とうつ病を併発して今がどん底なら、今をスタートラインにしましょう。

どん底がスタートなら上がるしかありませんし、ゴールだってもっと手に届くゴールに気づけるようになります。

ゴールなんて適当でいいので、自分のスタートに合わせて、ゴールを決めてしまいましょう。

毎日がスタートだと思えばきっとどんどん上に歩いていけるはずですし、いつかスタートを振り返って、ずいぶんどん底から上がってきたなと思えるはずです。

発達障害とうつの大敵「比較」

発達障害って辛いですし、うつも併発したら尚更です。

周りを見れば、苦労をあまりしないで、楽に生きている人もたくさんいます。

そういう人と比較すると自分はなにもできていないなと思ってしまう時は、もう比較なんてやめてしまいましょう。

発達障害とうつに効く自分中心の考え方

先ほども書きましたが、スタートラインは柔軟に自分で決めて良いのです。

それは、人と比較しない為にも重要な事です。

例えゴールが他の人より低くてもそんな事気にする必要はありません。

私たちはどん底から苦労してゴールにたどり着きます。

発達障害もうつも背負って長い距離を歩くのですから、人と比較なんてしないで、自分を褒めてあげてください。

私たちは十分頑張っていますよ。

発達障害もうつも背負って歩く私が言うのだから、信用してください。

最後に

この記事を読んで、発達障害とうつを併発する方は前向きになれたでしょうか?

そんなにすぐに前向きになれるとは、当事者の私も思いません。

でも、うつにも前向きになれる面もあるという事を頭の片隅に置いていてください。

辛い時に少しでも、この記事を思い出して、楽になれる様に、私も願っていますので、是非頭の片隅にこの記事を置いて、発達障害とうつに”適当に”向き合ってみてください。

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