発達障害者の私は、小さいころから完璧主義です。
完璧主義というのは、結構大変な物ですし大人になってからの方が、完璧主義のせいで大変な思いをすることが増えました。
子供の頃は完璧主義でも、マイペースに色々な事ができますが、大人になってからはそうはいきません。
仕事で、完璧主義だからといって、完璧にできないから仕事を投げ出したり、納期があるのに自分の勝手なこだわりを貫き通すのは無理があります。
そこで私は評価の細分化と、言葉の置き換えを使って、完璧主義を抑えるのではなく、完璧主義な自分を甘やかしています。
ここで重要なのが、無理に完璧主義を抑えつけない事です。
発達障害者の特性は無くすのは無理というのが私の考えですので、完璧主義を持ったまま楽に生きられる方法を紹介していきます。
今回は、大人が完璧主義で困る場面として、仕事を中心に書いていきますが、日常にも使える内容になっていますので、是非最後まで読んでみてください。
完璧主義の発達障害者はできたを増やす
発達障害者で完璧主義の私が、完璧主義とうまく付き合う為に使っている方法が、評価の細分化です。
この妙に”できた”の部分が大きい評価図を使って、自分の仕事を評価してみましょう。
自分の気持ちに正直にできなかったら、できなかったで良いのですが、これだけできたの範囲が広いと、大抵”できた”のどれかになるはずです。
完璧主義を持つ自分の気持ちに正直に厳しい評価をしても、大抵はできた事にできる図なのです。
でも最低限出来ただと「最低限しかできてないなら、完璧主義の自分は納得できないかも・・・」と思うかもしれません。
そこで、次のステップが重要になってくるのです。
完璧主義なら完璧だ!と自分を騙そう
完璧に出来ていないのに、まあいっかと納得する事は、発達障害と完璧主義を持つ私だからこそ、難しいと分かっています。
先程書いた評価の細分化をした後に重要なのが、カレンダーにその結果を書き込む事です。
ただ、評価図で付けた評価ではなく「完璧にできたorできなかった」のどちらかを書いていきましょう。
”最低限できた”以上なら完璧にできたに分類して書き込みます。
この完璧にできたに変換するのは、気持ちは伴っていなくてもOKなので、機械的に完璧にできたと書き込みましょう。
そのカレンダーを見て、過去を振り返るのですが、結果が悪い場合でも完璧主義者が納得するための、”振り返る”タイミングがあります。
完璧主義の発達障害者は自分を騙そう
そのタイミングは一週間後です。
カレンダーに書き込んだら、仕事を振り返るのは、一週間後にする事が重要で、一週間後カレンダーを見て振り返れば完璧にできたと書かれた仕事ばかりになっていますよね?
そんなのただ「完璧にできた」て書いただけじゃん、と思うかもしれませんが、一週間前に自分が完璧にできたと書いたものを見ると本当に完璧にできたと思えてくるはずです。
こういった自分を騙す方法は色々な発達障害者の特性に効果抜群です。
完璧主義の悩み以外にも効果抜群の考え方
発達障害者の悩みには共通して効果抜群なのが、自分を騙す事です。
今回の様に、完璧にできたと書き込んだり、頭の中で繰り返し思ったりすることで、段々本当に完璧にできたと思い込む事ができます。
もし、「自分はこうなりたい」という気持ちがあるなら、繰り返しイメージして自分を、良い意味でだませば本当にイメージした理想の自分に近づけるはずです。
完璧主義な私が楽に仕事ができる理由
転職する時に、面接やハローワーク等で人と話すときに、弱みを話せる人はいるでしょうか?
なかなかいないと思いますし、私も実際転職する時に、「○○をする事は大丈夫ですか?」等の確認の質問に、強がって「はい、大丈夫です」とつい言ってしまいます。
完璧主義のような弱みは、素直に話して自分にあった職場を見つける事が大切です。
そこで、私は素直に弱みを見せて相談できる、アットジーピーという転職エージェントを使いました。
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最後に
完璧な仕事をする事は悪い事ではありあません。
でも、完璧ではない自分を認めてあげると、とても人生が楽になります。
人は完璧にできていなくても、最低限の事は出来ている事の方が多いはずです。
最低限でも、自分を褒められる等にぜひ今回の記事を実行してみてください。
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