発達障害の私が悩む事に不安の強さがあります。不安の強さの解消の為に色々な方法を試しましたが、一番効果があり簡単にできる方法が「妄想」でした。
この記事で紹介する「妄想」は「不安を乗り越えて将来お金を手にしたら○○をする」「不安を乗り越えたら○○ができるようになる」等、明るい将来で手に入る物を、今手に入れたかのように考える事です。
この方法を使う事で不安に意味を見いだせたり、不安に冷静に対応できたり、不安を乗り越える等不安を攻略しやすくなります。
妄想するという簡単方法で、不安を無くせるというのは信じにくいかもしてません。しかし今後が不安なら明るい今後を妄想するというのは、当たり前の事ですよね?
当たり前の事を冷静に実行できるというのは意外と難しいと思いますが、この記事を読めば不安を無くす当たり前の事を当たり前にできるようになります。
妄想は漠然とした不安や具体的な不安、将来への不安等色々な不安に使える方法ですので、是非試してみてください。
発達障害で不安が強い方におすすめな「妄想」の効果
この後に詳しい妄想の仕方を紹介しますが、まずは妄想にどんな効果があるかを紹介します。
妄想をするというのは先ほども書きましたが、明るい将来を想像してその将来にどんな物が手に入るかや、どんな楽しい事ができるか考える事です。
この妄想の効果は、将来の明るい部分に注目できるようになり、不安がある現在を乗り越えたら、どんな楽しい将来があるか考える事で不安に立ち向かう事が出来る様になる事です。
明るい将来を考える事は現在の自分も明るい気持ちになりますし、向かいたい明るい将来を考える事で今何をすればいいのかが明確になります。
強い不安を抑える妄想の効果概要
- 将来の明るい部分を見られるようになる
- はっきりしない将来から来る不安を抑えられる
- 今の自分の目指すべき場所が分かる事で不安が減る
- 明るい将来を考える事で今も明るい物になる
発達障害者で不安が強い私の「妄想」実例
ここまで読んで具体的にどう妄想すればいいの?と疑問に思う方もいるかと思いますので、私が実際に使っている妄想を紹介します。実例は二つありますが、自分なりに明るい将来を妄想できれば、どんな方法でもOKです。
不安の強さを抑える「妄想」実例1
私自身が実践している妄想の使い方として、明るい将来を連鎖させる方法があります。
例:今日の会議が不安→普通にやればうまくいく→うまくいったら給料が増える→お金があれば車が買える→好きな場所にいける→きっと楽しい気分になる
このように明るい将来を妄想でもいいのでどんどん連鎖させていきましょう。この連鎖させる事には明るい将来を妄想しやすくなる効果があります。
まずは小さくても良いので想像しやすい身近な明るい将来から初めて、どんどん大きな明るい将来を妄想していきましょう。
不安の強さを抑える「妄想」実例2
私自身が実践している妄想の使い方として、現在の不安を明るい将来と関連づける妄想があります。
今不安な気持ちは、将来欲しい物が手に入る第一段階で、明るい将来の為に仕方のない事だと思いましょう。
私は大きな欲しい物、例えばマイホーム等にすべての不安を関連付ける様にしています。
例:仕事が不安→お金を稼げば家が手に入る 将来が漠然と不安→今なんとか生きていけば家が手に入る 資格の試験が不安→資格を取れば家に近づく
など目指したい大きなものを設定して、今不安を乗り越えれば目指している物に近づく!と妄想してみましょう。
意味のない不安は辛いですが、目指すものの為に不安を乗り越えようと前向きに不安を捉えてみてください。
発達障害の私は妄想で不安を処理する
妄想の実例を紹介しましたが、妄想をすることで不安を抑えられると私が思っている理由を紹介します。
私は妄想を連鎖させたり、明るい将来と結びつける事で「不安」という感情を冷静に考えられるようになりました。
不安が襲ってきても、「明るい将来を考えて不安を消すか」と事務的に不安に対応できるようになります。不安を冷静に対応できれば妄想がスムーズにでき、もっと冷静に対応できるという良いループを生み出せます。
最後に
明るい将来を妄想する事は今ある不安を、明るい未来に繋げて考えられる方法です。目指す将来は絶対に訪れる物ではありませんが、今ある不安を一つ一つ乗り越えて行った先が、良い将来ではないという事は私は無いと思っています。
不安を無くすには今を評価してあげる事も重要ですので、もしも今ここは目指していた将来ではないと思っても、過去の不安を乗り越えて来た自分を評価してあげましょう。
発達障害を持ち不安等の大変な事を乗り越えて、生きてこの場所にたどり着いたのですから自信を持って素晴らしい場所に立っていると思いましょう。
今不安を乗り越えて良い場所に立っていると思えれば、この先の不安もきっと乗り越えて明るい将来にたどり着けるはずです。
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