発達障害はなぜ増えた?発達障害当事者が独断と偏見で理由を考える

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発達障害者は近年数字的にも、私自身の体感的にも増えてきています。

なぜ増えたかについては、私の知る限り理由は断定されていません。

ただ科学的根拠はありませんが、発達障害当事者として、これが理由かな?と思う事がいくつかあります。

それは発達障害者にとって良い意味のある理由だと私は思っていますが、あくまでも私の独断と偏見として読んで頂ければと思います。

発達障害者として生きられるから増えた?

なぜ発達障害者が増えたかですが、私が思う理由はいくつかあります。

その一つが、発達障害者として生きられるようになったからです。

発達障害者はなぜ増えた?その理由

発達障害者に限らず、障害者が生きるのは昔は難しかったと感じています。

私が学生時代を過ごした、十数年前ですら今より理解が無かったと感じています。

理解がなかったで済めばいいですが、虐待を受けたり生きるのに必要な物を与えられなかった時代もあったはずです。

そんな時代は、発達障害とばれずに、もっといえば自分さえ障害者ではないと思うくらいに、無理をしなければいけなかったのではないでしょうか。

発達障害でも幸せだから増えた?

じゃあ無理をすれば、健常者でいられるってこと?と疑問を持つかもしれません。

難しいのですが、たしかに無理をすれば健常者として生きられると私は思っています。

しかし健常者になる事はものすごい苦痛を伴います。

健常者になって得をするかと言えば、無理に健常者になる苦痛に見合った得は現代にはないでしょう。

健常者に無理にならなければ、生きていけなかった時代があるからこそ、発達障害と自分や周りの人に認められる現代に感謝しなければいけないのかもしれません。

発達障害はなぜ増えた?役割があるから

現代には様々な役割があります。

昔は狩りをするか、料理をするかのような時代もありましたが、今は様々な役割がありますよね。

発達障害者に多い、なにかに特化した人は活躍の場が増えています。

発達障害者が増えても今は役割がある

科学的根拠はありませんが、ある程度時代にあった人が生まれ時代に合う様に育つと私は思っています。

生物は進化していきますが、私たち発達障害者も進化した結果なのではないでしょうか。

私たちの様に何かに特化した人は、たとえそれが役に立たないと自分で思うような特化のしかたでも、活躍の場があります。

今の世の中は、人の痛みが分かる事や純粋さを持っているという特化のしかたでも、大げさに言うと偉業をサポートできます。

もし自分が、なんの役にも立っていないと思っても、すべてが繋がっている現代では、必ずなにかの役に立っているのです。

発達障害者はなぜ増えた?尊敬されるから

今まで書いた二つの理由に関連しますが、私が思う発達障害者がなぜ増えたかの理由として、”尊敬”される人が増えたからという理由があります。

具体的な名前は挙げませんが、テレビなどを見て、この人は発達障害者なんだろうなと思う方が時々います。

発達障害傾向のある人は、自分と似ているなと思うでしょうし、自分の子供が発達障害傾向にある方なども気づくはずです。

発達障害が増えた要因は周り?

私は発達障害者として生きてきた中で、この人は発達障害者だろうなと思う方に沢山であってきました。

その中には私より発達障害が重いのに、親が受け入れていないという理由で、手帳を取っていない方が多くいました。

でも、テレビや新聞などのメディアで、発達障害と思われる人、もしくは発達障害と公言している人を見れば、自分の子供にも大きな可能性があると思った人もおおいでしょう。

そして発達障害者として生きてもこんなに素晴らしい未来があるんだと思えるようになったはずです。

発達障害者が増えたという事は、発達障害でも良い未来が待っていると周りが思ってくれるようになったという事ではないかと私は思っています。

発達障害が増減しても私はこう考える

ここまで、発達障害者が増えた要因を私なりに書いてきましたが、前向き過ぎると思った方もいるかもしれません。

この記事の様に前向きに思えない方もいると思いますし、私も気分の波があるので、もっと後ろ向きな時もあります。

しかし私は、前向きな言葉を口にして、前向きな考えを持てば自然と前向きな未来に向かっていけると思っています。

発達障害者が増えた理由は前向きでない物もあるかもしれませんが、そんな理由に負けない良い理由があって、増えたことは悪い事ではないと少しずつ考えを変えていきましょう。

最後に

ここまで、発達障害者が増えた理由を私なりの独断と偏見で書いてきました。

かなり一方的な見方ですが、発達障害当事者なのだから、発達障害者目線の記事を書いて少しでも共感してもらいたいと思います。

かなりメッセージ性の高い記事になりましたが、それでも良いと思われる方向けに幾つか類似記事をはっておきますので是非ご覧ください。

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